建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第54回(令和6年度(2024年))
問177 (ねずみ、昆虫等の防除 問12)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第54回(令和6年度(2024年)) 問177(ねずみ、昆虫等の防除 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

衛生動物と疾病対策に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
  • 国内で殺虫剤抵抗性が確認されている衛生害虫は、イエバエ、蚊、ゴキブリなど多岐にわたる。
  • トコジラミは、疥癬(かいせん)の流行に関係している。
  • 国内では、複数の種類の蚊がウエストナイルウイルスの媒介蚊となる可能性がある。
  • アシナガバチによる刺症は、アナフィラキシーショックの原因となることがある。
  • マダニ類は、日本紅斑熱の媒介動物である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

衛生動物と疾病対策についての問題です。

標的と対策法を整理しましょう。

選択肢1. 国内で殺虫剤抵抗性が確認されている衛生害虫は、イエバエ、蚊、ゴキブリなど多岐にわたる。

正:国内で殺虫剤抵抗性が確認されている衛生害虫は、多岐にわたります。

選択肢2. トコジラミは、疥癬(かいせん)の流行に関係している。

誤:トコジラミが、感染症に直接関与しているモノは知られていません。

選択肢3. 国内では、複数の種類の蚊がウエストナイルウイルスの媒介蚊となる可能性がある。

正:ウエストナイルウイルスの媒介は、複数種の蚊が関与しています。

選択肢4. アシナガバチによる刺症は、アナフィラキシーショックの原因となることがある。

正:アシナガバチによる刺症は、アナフィラキシーショックによるものです。

選択肢5. マダニ類は、日本紅斑熱の媒介動物である。

正:マダニ類は、日本紅斑熱,重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を媒介させます。

まとめ

衛生動物と疾病対策に関する問題でした。

草むら等に行った後に違和感があれば、医師に相談しましょう。

参考になった数2