過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

第三種電気主任技術者の過去問 平成27年度(2015年) 機械 問54

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
毎分5m3の水を実揚程10mのところにある貯水槽に揚水する場合、ポンプを駆動するのに十分と計算される電動機出力Pの値[kW]として、最も近いものを次の( 1 )〜( 5 )のうちから一つ選べ。
ただし、ポンプの効率は80%、ポンプの設計、工作上の誤差を見込んで余裕をもたせる余裕係数は1.1とし、さらに全揚程は実揚程の1.05倍とする。また、重力加速度は9.8m/s2とする。
   1 .
1.15
   2 .
1.2
   3 .
9.43
   4 .
9.74
   5 .
11.8
( 第三種 電気主任技術者試験 平成27年度(2015年) 機械 問54 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

6
正解は、5番の11.8[kW]です。


【解説】

電動機の必要動力Pmは

 Pm=(9.8QH)/η [kW] で求まります。

1点注意が必要なのは、Qの単位が[m/s]である点です。問題文中「毎分」とありますので、毎秒の流量に換算する必要があります。

また、全揚程は実揚程の1.05倍になると記述がありますので、こちらも失念しないようにしましょう。


【計算】
 Pm=(9.8QH)/η [kW] より
  ={(9.8*(5/60)*10*1.05) / 0.8
  ≒10.72[kW]

 余裕係数が1.1なので
  10.72*1.1≒11.8[kW]
 となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
1
P=9.8×Q×H/ηで求めます。
(Qは使用水量m3/s Hは揚程 ηは効率)

「毎分5m3の水」となっているため、秒単位に変換が必要です。

よって
P=(9.8×5/60×1.05×1.1)/0.8=1.179=1.18[kW]
となります。

0

揚水発電所の電動機出力(P)は、全揚程(有効落差)をH[m]、ポンプ効率η、揚水流量 Q [m3/s]とすると、P=9.8QH/η [kW]です。

 

従い本問においては、

H=10*1.05[全揚程=実揚程の1.05倍]

η=0.8

Q=5/60 [毎分5m3のため]


P=(9.8*5/60*10*1.05/0.8)≒10.72

これに余裕係数1.1を考慮し、10.72*1.1≒11.8 [kW]

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この第三種電気主任技術者 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。