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第三種電気主任技術者の過去問 令和2年度(2020年) 機械 問60

問題

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図1は、直流電圧源から単相インバータで誘導性負荷に交流を給電する基本回路を示す。負荷電流io(t)と直流側電流id(t)図示する矢印の向きを正の方向として、次の問に答えよ。

各パワートランジスタが出力交流電圧の1周期Tに1回オンオフする運転を行っている際のある時刻t0から1周期の波形を図2に示す。このときの、負荷電流io(t)の波形が図3の(ア)~(ウ)、直流側電流id(t)の波形が図3の(エ)、(オ)のいずれかに示されている。それらの波形の適切な組合せを次の選択肢の中から一つ選べ。
問題文の画像
   1 .
(ア)と(エ)
   2 .
(イ)と(エ)
   3 .
(ウ)と(オ)
   4 .
(ア)と(オ)
   5 .
(イ)と(オ)
( 第三種 電気主任技術者試験 令和2年度(2020年) 機械 問60 )
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この過去問の解説 (2件)

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正解:【1】

まず、i0について考えます。

S1/S4がオンの時、電流は電源EからS1を通して負荷に流れ、S4経由で電源Eに戻ります。向きはi0の矢印と同じです。その時負荷の電流が上長する形になります。

一方、S3/S2がオンの時、電流は電源EからS3を通して負荷に流れ、S2経由で電源Eに戻ります。電流の向きはi0と逆になります。電流は負荷から減る形になります。

上記により、i0の電流波形は(ア)となります。

次に、idについて考えます。

S1/S4がオンの時、idはi0と同じになります。

一方、S2/S3がオンの時、idはi0と反対向きになります。

そのため切り替えの瞬間は電流は反転するように見え、波形は(エ)となります。

以上により、選択肢の【1】が正解となります。

付箋メモを残すことが出来ます。
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流れる回路がイメージできれば、

あとはRL回路の過渡現象の問題です。

まず、ioについて考えます。

回路の電流の流れ方をみていくと、

それぞれのSのオンオフによって、

ioに流れる電流の向きが変わることがわかります。

よって、波形が反転することが予想でき、

波形(エ)と(オ)は除外されます。

負荷に電圧が掛かっても、コイルにすぐには電流は流れませんので、

その電流値の立ち上がりは緩やかになります。

また、電圧が掛からなくなっても、

今流れている電流を流し続けようとする性質から、

すぐに反転しないことが考えれます。

よって、波形は(ア)だとわかります。

続いて、idを考えます。

idはSの状態によらず、常に電源からの電流の向きは変わらないため、

波形は反転しないことがわかります。

よって、(エ)か(オ)が候補です。

ただし、Sの切り替わりによって、

ダイオードによる電流の逆流があり、

一瞬逆の電流が流れる状態になります。

その後、先ほどと同じく、コイルの性質により、

緩やかな立ち上がり形状となります。

よって、波形は(エ)です。

以上から、[1]が正解です。

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