第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和4年度(2022年)上期
問55 (機械 問13)
問題文
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問題
第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和4年度(2022年)上期 問55(機械 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
- 通信には、通信ケーブルを伝送路として用いる有線通信と、空間を伝送路として用いる無線通信がある。通信の用途に応じて適切な方式が選択される。
- 電気信号に変換した情報を扱う方式として、アナログ方式とディジタル方式がある。アナログ方式は古くから使用されてきたが、ディジタル方式は、雑音(ノイズ)の影響を受けにくいことや、小型化しやすいこと、コンピュータで処理しやすいことなどから、近年では採用されることが多くなっている。
- 光通信の伝送路として主に用いられる光ファイバケーブルでは、入射した光信号は屈折率の異なるコアとクラッドの間で全反射しながら進んでいく。光ファイバケーブルは伝送損失が非常に少なく、無誘導のため漏話しにくいことから、長距離の伝送に適している。
- 無線通信に用いられる電波の伝わり方は、周波数や波長によって異なるために、通信の用途にあったものが用いられる。周波数の低い、すなわち波長の長い電波は直進性が強いために、特定の方向に向けて発信するのに適している。
- データ通信における誤りの検出方法としてよく使用されるパリティチェック方式は、伝送データのビット列に対して、状態が”1”のビットの個数が奇数または偶数になるように、検査のためのビットを付け加えて送ることで、受信側で誤りを検出する方式である。
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この過去問の解説 (3件)
01
電気信号や光信号をやりとりする電気通信に関する問題です。
問題文の通りです。
通信には、通信ケーブルを伝送路として用いる有線通信と、空間を伝送路として用いる無線通信があります。
これらは用途によって、使い分けられます。
問題文の通りです。
電気信号に変換した情報を扱う方式には、アナログ方式とディジタル方式があります。
アナログ方式は雑音(ノイズ)の影響を受けやすなどのデメリットがあります。
近年では雑音の影響を受けにくく、小型化しやすいなどの理由からディジタル方式が採用されることが多くなっています。
問題文の通りです。
光通信の伝送路として主に用いられる光ファイバケーブルでは、入射した光信号は屈折率の異なるコアとクラッドの間で全反射しながら進んでいきます。
光ファイバケーブルは伝送損失が非常に少なく、無誘導のため漏話しにくいため、長距離の伝送に適しています。
誤りです。
無線通信に用いられる電波の伝わり方は、周波数や波長によって異なるため、通信の用途にあったものが用いられます。
周波数の高い(波長の短い)電波は直進性が強いため、特定の方向に向けて発信をするのに適しています。
一方、周波数の低い(波長の長い)電波は回り込みがしやすいため、幅広い方向への発信をするのに適しています。
問題文の通りです。
データ通信における誤りの検出方法として用いられるパリティチェック方式は、伝送データのビット列に対して、状態が”1″のビットの個数が奇数または偶数になるよう、検査のためのビットを付け加えて送ることで、受信側で誤りを検出する方式です。
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02
電気通信に関する問題です。
正しいです。
設問のとおりです。
正しいです。
設問のとおりです。
正しいです。
設問のとおりです。
誤りです。
周波数が高く波長の短い電波は直進性で、伝搬可能な量が大きいです。
周波数が低く波長の長い電波は回り込みが可能ですが、伝搬可能な量は小さいです。
正しいです。
設問のとおりです。
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03
電気通信に関する問題です。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
誤:通信には、伝送路を用いる有線と、空間を伝送路として用いる無線があります。
通信の用途に応じた方式を選択して用います。
誤:電気信号に変換して情報を扱う方式として、アナログとディジタルの方式があります。
アナログは古くから使用されています。
近年では、雑音防止、モノの小型化等でディジタル方式が採用されてきています。
誤:伝送路として用いられる光ファイバーケーブルは、入射した光信号が屈折率の異なるコアとクラッドの間に全反射しながら進みます。
戦争損失が少なく、無誘導なので漏話しにくいために長距離伝送に適しています。
正:無線通信に用いられる電波の伝わり方は周波数、波長により異なります。
用途に合ったものが選択されます。
周波数の低い、波長の長い電波は直進性が弱く、特定方向に発信することに適していません。
電波では分かりにくいかもしれませんが、
例として、棒を持ちながら歩くには長いときと短いときの感覚が違うことを考えると分かりやすいかもしれません。
誤:データ通信における誤りの検出方法として、パリティチェック方式があります。
伝送データのビット列に対して、状態が”1”のピットの個数が奇数又は偶数になるようにします。
そして、検査のためのビットを付け加えて送ることで、受信側で誤りを検出します。
電気通信に関する問題でした。
それぞれの特徴を捉えられる問題なので、じっくり読んで類似問題にも対応できるようにしていきましょう。
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