第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)下期
問21 (理論 問18(a))
問題文
演算増幅器の特徴に関する記述として、誤っているものを次のうちから一つ選べ。
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問題
第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)下期 問21(理論 問18(a)) (訂正依頼・報告はこちら)
演算増幅器の特徴に関する記述として、誤っているものを次のうちから一つ選べ。
- アナログICの一種である。
- 入力インピーダンスが小さくて出力インピーダンスが大きい。
- 反転並びに非反転の二つの入力端子と一つの出力端子がある。
- 入力端子間の電圧のみを増幅して出力する。
- 増幅度が非常に大きい。
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この過去問の解説 (3件)
01
演算増幅器の特徴に関する記述で、誤っているものを選択する問題です。
問題文の通りです。
理想的な演算増幅器の特徴は
・電圧増幅率が無限大。無限大以外の入力端子間はバーチャルショートとする
・入力インピーダンスが無限大であるため、入力端子に電流は流れない
・出力インピーダンスがゼロ
の3点です。
問題文はこの特徴にそぐわないため、この選択肢の記述が誤りとなります。
問題文の通りです。
問題文の通りです。
問題文の通りです。
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02
演算増幅器の特徴に関する問題です。
オペアンプは代表的なアナログICの一種です。
理想的なオペアンプは入力インピーダンスが非常に大きく、出力インピーダンスは非常に小さいので、
誤りとなります。
反転、非反転の二つの入力端子と一つの出力端子があります。
入力端子間の電圧のみを増幅して出力することを差動増幅といいます。
105〜106倍程度の利得があります。
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03
演算増幅器(オペアンプ)についての問題です。
こういうモノだったなと思い出せれば難しい問題ではないと思います。
誤:オペアンプはアナログICの一種です。
正:入力インピーダンスが大きく、出力インピーダンスが小さいため、逆の意味で書いてあります。
誤:反転並びに非反転の2つの入力端子と1つの出力端子があります。
誤:入力端子間の電圧のみを増幅して出力します。
誤:増幅度は非常に大きくなります。
オペアンプがどのようなものかを知らなくても、特徴は憶えておけば解ける問題でした。
読んでいれば分かってくるものもあると思います。
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