第三種電気主任技術者(電験三種) 過去問
令和6年度(2024年)下期
問46 (機械 問4)
問題文
ただし、その他の損失は無視できるものとする。
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問題
第三種電気主任技術者(電験三種)試験 令和6年度(2024年)下期 問46(機械 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、その他の損失は無視できるものとする。
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この過去問の解説 (3件)
01
三相誘導電動機の二次銅損を求める計算問題です。
◆一次入力P1を求めます
P1=√3VnIcosθ
=√3✕400✕25.8✕0.8
≒14300[W]
◆出力P0を求めます
P0:PC2=(1-s):sの関係から
P0:PC2=(1-s):s
sP0=(1-s)PC2
P0={(1-s)/s}PC2
となります。
◆二次銅損PC2を求めます
P1=P0+Pi+PC1+PC2
={(1-s)/s}PC2+(1/2)PC2+(1/2)PC2+PC2 ※問題文の条件より
={(1-s)/s+(1/2)+(1/2)+1}PC2
={(1-0.04)/0.04+(1/2)+(1/2)+1}PC2
=(24+2)PC2
=26PC2
P1=26PC2
PC2=P1/26
=14300/26
=550[W]
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02
三相誘導電動機が駆動されていて、その時の二次銅損Pc2を求める問題です。
まず、一時入力P1を求めます。
P1₌3VIcosΘ₌√3×400×25.8×0.8≒14299.81Wになります。
問題文より一次鉄損Pi及び一次銅損PC1 は二次銅損の値の1/2になることから、Pi+PC1=Pc2となります。
機械的出力Pmが(1-s)/s×3I2rになり、Pc2が3I2rとなることから、Pm=(1-s)/s×Pc2となります。
数値をあてはめると、(1-0.04/0.04)Pc2なります。
全体的には、P1₌Pm+2Pc2=26Pc2
Pc2=14299.81/26≒549.99Wとなります。
誤:計算結果と異なります。
誤:計算結果と異なります。
正:計算結果の近似値となります。
誤:計算結果と異なります。
誤:計算結果と異なります。
三相誘導電動機の二次銅損を求める問題でした。
全体の電力を求めてから、与えられた数値をあてはめていき解答にたどり着きます。
それが何なのかを理解していきましょう。
参考になった数0
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03
誘導電動機の二次銅損を求める計算問題です。
誤りです。
誤りです。
正しいです。
電源の線間電圧 Vn=400 [V] 、電源から供給される線電流 I=25.8 [A]、力率 cosθ=0.8 より、
一次入力 P1 [W] は、
P1=√3VnIcosθ
=√3✕400✕25.8✕0.8
≒14300[W]
となります。
ここで、
Po=(1-s)/s×r'2I2'2
Pc2=3r'2I2'2
より、
Po=(1-s)/s×Pc2
P1=Po+Pi+Pc1+Pc2
={(1-s)/s+1/2+1/2+1}×Pc2
={(1-0.04)/0.04+(1/2)+(1/2)+1}PC2
=(24+2)PC2
=26PC2
PC2=P1/26
=14300/26
≒550
誤りです。
誤りです。
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