1級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
午前 ロ 問44
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 午前 ロ 問44 (訂正依頼・報告はこちら)
カテナリ式電車線のトロリ線に関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、不適当なものはどれか。
※工業標準化法が改正されたことにより、令和元年(2019年)7月1日より、「日本工業規格(JIS)」は「日本産業規格(JIS)」に変わりました。
<参考>
それに伴い、当設問の問題文中の文言を変更しました。
<参考>
それに伴い、当設問の問題文中の文言を変更しました。
- サグとは、トロリ線の支持点の高さと径間中央点の高さとの差のことをいう。
- 勾配とは、隣接する二つの支持点において、レール面から測ったトロリ線の高さの差と径間長との比率をいう。
- 偏位とは、トロリ線の軌道中心面からの偏りの寸法のことをいう。
- 架高とは、トロリ線のレール面に対する垂直な高さのことをいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
JISの電車線路用語では
架高とは、支持点で測定された、ちょう架線と
トロリ線との間の垂直距離をいいますので、
トロリ線とレール面の高さは間違いです。
【1】【2】【3】
について、電車線路用語で記述文の通り定められていて、
正しいです。
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02
トロリ線とレール面ではないので4は誤りです。
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03
「日本産業規格(JIS)」に対して、カテナリ式電車線のトロリ線に関する問題です。
〇
トロリ線のサグの説明は、問題の記述内容通りです。(JIS E 2001)
○
トロリ線の勾配の説明は、問題の記述内容通りです。(JIS E 2001)
○
トロリ線の偏位の説明は、問題の記述内容通りです。(JIS E 2001)
×
架高とは、支持点で測定されたちょう架線と、トロリ線との間の垂直距離です。
(JIS E 2001)
「トロリ線のレール面に対する垂直な高さ」は、トロリ線の高さです。(JIS E 2001)
(JIS E 2001)は、電車線路用語です。
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