過去問.com - 資格試験の過去問 | 予想問題の解説つき無料問題集

1級電気工事施工管理技士の過去問 令和3年度(2021年) 午前 ロ 問18

問題

このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
変電所の変圧器のインピーダンスを小さくした場合の記述として、不適当なものはどれか。
   1 .
変圧器の電圧変動率が減少する。
   2 .
系統の安定度が向上する。
   3 .
系統の短絡電流が増加する。
   4 .
変圧器の全損失が増加する。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 午前 ロ 問18 )
このページは問題閲覧ページの為、解答履歴が残りません。
解答履歴を残すには、
条件を設定して出題する」をご利用ください。

この過去問の解説 (3件)

13

変圧器の損失は鉄損と銅損以外は非常に小さいため無視され、

通常は無負荷損は鉄損を,

負荷損は銅損を表し,

全損失Wtは無負荷損Piと全負荷損Pcの和として表されます。

変圧器の全損失は、

鉄損=銅損の時に最小となる。

A:(4)

付箋メモを残すことが出来ます。
1

この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。

インピータンスが小さくなれば全損失も減少します。

選択肢1. 変圧器の電圧変動率が減少する。

適当です。

選択肢2. 系統の安定度が向上する。

適当です。

選択肢3. 系統の短絡電流が増加する。

適当です。

選択肢4. 変圧器の全損失が増加する。

不適当です。

1

変圧器のインピーダンスは、変圧器の巻線の漏れ磁束により作用するリアクタンスと、巻線抵抗との合成です。インピーダンスの大小によって、挙動が次のように異なります。

インピーダンスが小さい場合

電圧変動率が小さい

系統の安定度が良くなる

系統の短絡容量が増加する

インピーダンスが大きい場合

・短絡容量を小さくできる

・系統の安定度は悪くなる

変圧器の全損失(無負荷損+負荷損)が増加する

インピーダンスを小さくするには、変圧器の鉄心を大きくすることで、変圧器は鉄の機械となり、全損失が減少します。

選択肢1. 変圧器の電圧変動率が減少する。

〇 正しいです。

選択肢2. 系統の安定度が向上する。

〇 正しいです。

選択肢3. 系統の短絡電流が増加する。

〇 正しいです。

選択肢4. 変圧器の全損失が増加する。

× 誤りです。

変圧器の全損失は減少します。

変圧器の全損失が増加するのは、インピーダンスが大きいためです。

問題に解答すると、解説が表示されます。
解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。
他のページから戻ってきた時、過去問ドットコムはいつでも続きから始めることが出来ます。
また、広告右上の×ボタンを押すと広告の設定が変更できます。
この1級電気工事施工管理技士 過去問のURLは  です。
付箋は自分だけが見れます(非公開です)。