1級電気工事施工管理技士の過去問
令和3年度(2021年)
午前 ロ 問17
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問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和3年度(2021年) 午前 ロ 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
風力発電に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- プロペラ形風車は、風速変動に対する制御が容易である。
- ダリウス形風車は、垂直軸型のため、風向の変化に対して姿勢を変える必要がない。
- ナセルは、水平軸風車においてタワーの上部に配置され、動力伝達装置、発電機、制御装置などを格納するもの、及びその内容物の総称である。
- ヨー制御装置は、風況に応じてブレードの設置角度を制御する装置である。
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この過去問の解説 (3件)
01
ヨー制御装置は、
風向センサーによりロータに相対的な風向を検知して、
油圧あるいは電動モータによるヨー駆動装置を用いて制御する。
A:(4)
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02
風力発電に関する問題です。
〇 正しいです。
プロペラ型は水平軸形の風車で、高速回転領域での出力係数が大きく、回転数制御や出力制御が容易です。
〇 正しいです。
ダリウス形風車は、垂直軸形風車で、風向に制約されないため風向制御が不要です。
〇 正しいです。
ナセルは水平軸風車のロータと直結した動力伝達装置など風力発電に必要な機器一式が格納された、いわば容器と、その中の機器全体を指します。
× 誤りです。
ヨー制御装置は、風の向きに対してロータの向きを調整する装置です。
「ブレードの設置角度を制御する装置」は誤りです。
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03
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
ヨー制御装置は、風車ロータを常に風向きと正対するような方位制御をする装置であり、ブレード制御では、ありません。
適当です。
適当です。
適当です。
不適当です。
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