1級電気工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)
午後 ロ 問68

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問題

1級 電気工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年) 午後 ロ 問68 (訂正依頼・報告はこちら)

高圧活線近接作業に用いる絶縁用保護具の定期自主検査を行ったとき、その事項を記録し、3年間保存しなければならないものとして、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
  • 検査の結果に基づいて補修等の措置を講じたときは、その内容
  • 検査標章を貼り付けた年月
  • 検査を実施した者の氏名
  • 検査方法

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この過去問の解説 (2件)

01

高圧活線近接作業で使用する保護具(絶縁用保護具など)の検査(定期自主検査など)に関する問題です。

労働安全衛生規則では、高圧の充電電路の点検や補修を行い際には、絶縁用保護具を使用しなければなりません。(第341条)

絶縁保護具は、6か月に1回、定期自主検査を行う必要があります。

また、絶縁保護具使用前の絶縁性能の自主検査も必要です。(第351条)

絶縁保護具の定期自主検査を行ったときの検査記録は、選択肢の内容の検査を行い3年間の保存が必要です。

選択肢1. 検査の結果に基づいて補修等の措置を講じたときは、その内容

〇 正しいです。

定期自主検査の項目です。

選択肢2. 検査標章を貼り付けた年月

× 誤りです。

定期自主検査の項目にはありません。

選択肢3. 検査を実施した者の氏名

〇 正しいです。

定期自主検査の項目です。

選択肢4. 検査方法

〇 正しいです。

定期自主検査の項目です。

まとめ

<参考>

定期自主検査の項目は、以下の6項目です。

・検査年月日

・検査方法

・検査箇所

・検査結果

・検査を実施した人の氏名

・検査の結果に基づいて補修等の措置を講じたときは、その内容

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02

高圧活線近接作業に用いる絶縁用保護具の定期自主検査に関する問題です。

選択肢1. 検査の結果に基づいて補修等の措置を講じたときは、その内容

〇 正しいです。

選択肢2. 検査標章を貼り付けた年月

✕ 誤りです。

検査標賞は定期自主検査の項目にありません。

選択肢3. 検査を実施した者の氏名

〇 正しいです。

選択肢4. 検査方法

〇 正しいです。

まとめ

絶縁保護具には、標賞を張り付つける事が現実的でないものもあります。

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