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2級電気工事施工管理技士の過去問 平成29年度(2017年) 2 問27

問題

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需要場所に施設する地中電線路に関する記述として、「電気設備の技術基準とその解釈」上、不適当なものはどれか。
   1 .
低圧地中電線と高圧地中電線との離隔距離を0.15m以上とした。
   2 .
地中電線を収める金属製の管路を管路式により施設したので、管に施す接地工事を省略した。
   3 .
ケーブルを収める暗きょは、車両その他の重量物の圧力に耐えるものとした。
   4 .
暗きょの長さが10mなので、地中電線の耐燃措置及び暗きょ内の自動消火設備を省略した。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 2 問27 )
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この過去問の解説 (3件)

50
地中電線路に関して、「電気設備の技術基準とその解釈」では
第120条(地中電線路の施設)の中(第7項)で
「地中電線路を暗きょ式により施設する場合は、暗きょにはこれに加わる車両その他の重量物の圧力に耐えるものを使用し、かつ、地中電線に耐燃措置を施し、又は暗きょ内に自動消火設備を施設すること。」
となっていますので、暗きょの長さに関わらず地中電線の耐燃措置及び暗きょ内の自動消火設備を省略する事はできません。

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37
正解は4です。

1 . 低圧地中電線と高圧地中電線との離隔距離を 0.15 m 以上とします。○です。

2 . 地中電線を収める金属製の管路を管路式により施設する場合には、管に施す接地工事は省略できます。○です。

暗きょ式で施設する際の主な注意点は以下の2点です。
・ 暗きょは、車両などの圧力に耐えるものであること。
・ 防火措置を施すこと(地中電線に耐燃措置を施す or 暗きょ内に自動消火設備を施設する)。

3 . ケーブルを収める暗きょは、車両その他の重量物の圧力に耐えなければなりません。○です。

4 . 暗きょの長さが 10 m でも、地中電線の耐燃措置及び暗きょ内の自動消火設備を省略できません。したがって4は不適当です。

13
地中を配線する場合、人や車両の通行による破損の可能性があることや日常的な点検ができないことを考慮した技術基準を満たさなければなりません。

1・2・3 は、いずれも「電気設備の技術基準とその解釈」に適合した方法を述べています。

しかし、暗きょでの電線路では距離の長さに関わらず、耐燃措置がなされた電線を用いる あるいは 自動消火設備を設置するといった防火の対策をしなければなりません。

よって、正解は、4 です。

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