2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)前期
3 問37

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)前期 3 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

電気鉄道におけるロングレールに関する記述として、不適当なものはどれか。
  • ロングレールが温度変化によって伸縮する部分は、レール両端から一定の範囲に限られる。
  • ロングレールの施設にあたっては、PCまくらぎの使用が適している。
  • ロングレールの継目は、間げきを設け、継目板によって接続する。
  • ロングレールは、レール交換の作業性のため、その長さが制限される。

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この過去問の解説 (3件)

01

電気鉄道のレールは、定尺レールという25m定尺のレールが多かったが
近年は、定尺レールよりも長いロングレールが使用されています。

定尺レールでは、継目板を用いて継目を構成していたが、
ロングレールでの継目は伸縮継手といい、温度変化による
レール端部の伸縮を吸収できる形状をしています。

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02

正解は3です。

1 . ロングレールが温度変化によって伸縮する部分は、レール両端から一定の範囲に限られます。○です。

2 . ロングレールの施設にあたっては、PCまくらぎの使用が適しています。○です。

3 . ロングレールの継目は、伸縮継目です。したがって、「ロングレールの継目は、間げきを設け、継目板によって接続する。」は不適当です。

4 . ロングレールは、レール交換の作業性のため、その長さが制限されます。○です。

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03

ロングレールとは、溶接し200m以上の長さになっているものをいいます。

レールの継目が少なくなるため、振動や騒音を減らすと共に、線路自体の耐久性が向上します。

旧来のレールでは、継目に間げきを設け継目板で接続しますが、ロングレールの継目ではレールの伸縮を処理するための伸縮継手や緩衝レールを使用します。

正解は、3 です。

他の、1・2・4 は正しく述べています。

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