2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)後期
1 問1
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 1 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
図Aの合成静電容量をCA〔 F 〕、図Bの合成静電容量をCB〔 F 〕とするとき、CA/CBの値として、正しいものはどれか。
- 2/9
- 1/3
- 3/2
- 3
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この過去問の解説 (3件)
01
コンデンサの静電容量の算出方法として
コンデンサC1、C2と並列に接続したときの合成静電容量は
C0=C1+C2
コンデンサC1、C2と直列に接続したときの合成静電容量は
1/C = 1/C1 + 1/C2 +1/C3
つまり、C= C1×C2(積)/C1+C2(和) となります。
よって、
図Aは直列ですので、合成静電容量は CA=2/3
図Bは並列ですので、合成静電容量は CB=3
今回は、CA / CBの値を算出しますので
2/3 / 3 = 2/9
となります。
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02
つまり二つの並列接続の場合には単純に二つを足すだけ、直列接続の場合は二つの静電容量の【積/和】となります。
CAは直列接続なので、(2C×C)÷(2C+C)となり、これを計算すると2C/3 となります。
CBは並列接続なので、(2C+C)となり、これを計算すると3Cとなります。
求めるのは、CA/CBなので、
(2C/3)÷(3C)=2/9 となります。
よって、正解は、1 です。
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03
コンデンサの直列接続したときの合成容量は、
1 2C 2C
CA =―――――――――――― = ――――= ―――
1 1 1 + 2 3
―― + ――
2C C
コンデンサの並列接続したときの合成容量は、
CB = 2C + C = 3C
したがって、
2C
―――
CA 3 2
――― = ―――― = ―――
CB 3C 9
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