2級電気工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)後期
5 問48
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)後期 5 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示すタクト工程表の特徴に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 全体工程表の作成に多く用いられている。
- 出来高の管理が容易である。
- 繰り返し工程の工程管理に適している。
- 工期の遅れなど状況の把握が容易である。
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この過去問の解説 (3件)
01
問題の工程表ではB1FからRFまでの7層において、コンクリート埋設配管や天井内配管・通線などの工程が繰り返されています。
また工事がB1FからRFに向かって進められることや、それぞれの施工時期・前後の工程内容や時期も把握できます。
このため、工程全体や期待される進捗を確認するのが容易になります。
一方、工程の計画表に過ぎず、実際の出来高については記載されません。
よって、2 の「出来高の管理が容易である」という記述は不適当です。
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02
そして各作業の進捗が密接に関係している為、工期の遅れ状況の把握も容易です。よって4番は適当です。
また繰り返し工程の管理にも適している為、3番は適当です。
よって不適当は、出来高管理が表内に表せていない2番になります。
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03
タクト工程表の特徴の問題です。
タクト工程表は、システム化されたフローチャートを積み重ねた工程表です。
システム化とは、1階の作業フローは、2階、3階にそのまま時期をずらしてコピーすれば2階の工程、3階の工程が出来上がります、ということです。
〇 適切です。
図から分かるように、全体工程が一目で分かります。
× 不適切です。
例えば6月の段階で、どこまで工事が終わっているかは分かりますが、全体の何%が終了しているかの出来高は、分かりにくいため、管理が簡単ではありません。
〇 適切です。
各階ごとが同じパターンの工程であるため、繰り返し工程の工程管理に合っています。
〇 適切です。
終わっている工程が塗りつぶされていれば、どこまでの工程が終了し、残っているのは何かが、分かり易い工程表です。
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