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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年)後期 1 問6

問題

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変圧器油に要求される特性として、不適当なものはどれか。
   1 .
絶縁耐力が大きいこと。
   2 .
冷却作用が大きいこと。
   3 .
粘度が高いこと。
   4 .
引火点が高いこと。
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年)後期 1 問6 )
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この過去問の解説 (3件)

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正解は3です。

変圧器油には、絶縁油が用いられます。絶縁油は絶縁材料の一つで、意図しない電流を流さないようにする絶縁物です。

絶縁耐力は、絶縁破壊が生じない限界の電界強度のことです。

絶縁油に要求されることとして、例として次のことが挙げられます。
・絶縁抵抗が大きいこと
・絶縁耐力が高いこと
・冷却作用が大きいこと
・引火点が高いこと
・粘度が低いこと
絶縁油は、絶縁と冷却が主な役割となっています。

本問題は、不適当な選択肢を選ぶ問題です。
各選択肢については、以下の通りです。

1→問題文の通りなので、不適当ではありません。

2→問題文の通りなので、不適当ではありません。

3→絶縁油には粘度が低いことが要求されます。粘度が低いと流動的であるということなので、冷却作用が大きくなります。
したがって、不適当なので、これが正解です。

4→問題文の通りなので、不適当ではありません。

付箋メモを残すことが出来ます。
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3 . 「粘度が高いこと。」が不適当です。
→粘土が低いことが要求されます。


1 . 絶縁耐力が大きいこと。
→適当です。

2 . 冷却作用が大きいこと。
→適当です。

4 . 引火点が高いこと。
→適当です。

その他に、
・凝固点が低いこと
・機器を侵食しないこと
・電気的、化学的に安定していること
が要求されます。

2

変圧器の絶縁油は、合成油や精製した鉱油で、絶縁油の目的は、絶縁と冷却です。そのため、問題に出てくる特性が必要になります。

選択肢1. 絶縁耐力が大きいこと。

〇 正解です。

絶縁の目的を叶えるためには、絶縁耐力大きいことです。

選択肢2. 冷却作用が大きいこと。

〇 正解です。

絶縁油が低い粘度で自由に流動すれば、冷却作用が良好となります。

選択肢3. 粘度が高いこと。

× 誤りです。

絶縁油の粘度が高いと、自由に流動できなくなり、冷却作用が悪くなります。

粘度が高いのは誤りで、低いことが正解です。

選択肢4. 引火点が高いこと。

〇 正解です。

引火点が高く、比熱が大きいことが必要です。変圧器の温度が上昇すると、引火点が低いと着火する可能性があるため高くします。比熱も大きい方が、周囲の温度が上がっても絶縁油の温度が上がらないため、安全です。

まとめ

<参考>

特性として2点使いします。

➀ 絶縁材料や金属で、化学変化を起こさないことが必要です。

② 高温になったとき、析出物を生じないこと、酸化しないことが必要です。

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