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2級電気工事施工管理技士の過去問 令和2年度(2020年)後期 1 問8

問題

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汽力発電所のボイラ設備において、次のアからエに掲げる装置のうち、煙道ガスの熱を利用する装置の組合せとして、適当なものはどれか。

ア 節炭器  イ 蒸気ドラム  ウ 空気予熱器  エ 再熱器
   1 .
ア と ウ
   2 .
ア と エ
   3 .
イ と ウ
   4 .
イ と エ
( 2級 電気工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年)後期 1 問8 )
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この過去問の解説 (3件)

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煙道ガスの熱を利用する装置の組合せとして、適当なものは、
ア 節炭器 と ウ 空気予熱器 になります。


ア 節炭器は、煙道ガスの熱を利用して蒸気ドラムに送られる水を加熱します。

イ 蒸気ドラムは、煙道ガスの熱を利用しません。

ウ 空気予熱器は、煙道ガスの熱を利用して燃焼用空気を加熱します。

エ 再熱器は、煙道ガスの熱を利用しません。

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14
正解は1です。

節炭器は、気力発電所の燃料の石炭を節約するための設備です。蒸気ドラムに送られる水(給水ポンプで送られる水)を煙道ガスの熱により加熱することで、熱効率を向上させています。

蒸気ドラムは、水分と蒸気を分離する設備です。

空気予熱器は、燃焼用空気を煙道ガスの熱により加熱することで、熱効率を向上させる設備です。

再熱器は、高圧タービンで仕事をした蒸気を再びボイラで過熱することで熱効率を上昇させる設備です。

各選択肢については、以下の通りです。

1→正解です。

2→再熱器が含まれているので誤りです。

3→蒸気ドラムが含まれているので誤りです。

4→前述したとおり誤りです。

5

気力発電所のボイラー設備のうち、煙道ガスを利用する設備に関する問題です。

(ア) 節炭器

煙道ガスの余熱を利用して、ボイラーへの給水を加熱することで、ボイラーでの燃焼効率を改善し、ボイラー設備全体の熱効率が高くなります。

(イ) 蒸気ドラム

ボイラー水を蒸気と水を分離し、水は循環させて再熱後にボイラーに導入し、蒸気は再加熱して発電タービンへと導きます。

(ウ) 空気予熱器

ボイラーの燃焼用空気を、節炭器から出た煙道ガスで加熱し、ボイラーの熱効率を向上させます。

(エ) 再熱器

再熱器は、高圧タービンで膨張した蒸気を抽出して、再加熱して再び中圧タービンに戻し、仕事をさせることで、タービンの効率を向上させます。

以上から、煙道ガスの熱を利用する設備は、(ア)の節炭器と、(ウ)の空気予熱器です。

選択肢1. ア と ウ

〇 正解です。

選択肢2. ア と エ

× 誤りです。

選択肢3. イ と ウ

× 誤りです。

選択肢4. イ と エ

× 誤りです。

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