FP3級の過去問
2017年9月
実技 問74

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

FP3級試験 2017年9月 実技 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

杉山恵美さん(28歳)が平成28年中に贈与を受けた財産の価額と贈与者は以下のとおりである。杉山さんの平成28年分の贈与税額として、正しいものはどれか。なお、平成28年中において、杉山さんはこれ以外の財産の贈与を受けておらず、相続時精算課税制度は選択していないものとする。

・杉山さんの父からの贈与 現金240万円
・杉山さんの母からの贈与 現金180万円
※上記の贈与は、住宅取得等資金や教育資金、結婚・子育てに係る資金の贈与ではない。
問題文の画像
  • 540,000円
  • 370,000円
  • 365,000円

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。
贈与税額=(課税価格-基礎控除110万円)×税率-控除額
直系尊属からの贈与なので(イ)の表を使います。基礎控除後の課税価格(240万円+180万円-基礎控除110万円)は310万円になり、税率は15%で控除額は10万円というのが表から分かります。
よって、(240+180-110)×15%-10=36.5万円になります。

参考になった数14

02

正解は3です。
設問では贈与を受けた金額は420万円とわかります。
贈与税の基礎控除額は110万円のため、基礎控除後の金額は310万円です。

杉山さんは28歳で父母からの贈与のため上段の(イ)表を使います。
310万円上から2段目、税率が15%と控除額が10万円のため
310万円×15%-10万円=36.5万円 で3が正解です。

参考になった数2

03

【正解 3】

恵美さんが受けた贈与額は240万円+180万円、合計420万円となります。そして贈与税の基礎控除は110万円になりますので贈与税額の計算式は次になります。

税額=(課税価格420万円-基礎控除110万円)×税率

税率は表を見ればわかる通り、15%と控除額が10万円となるので贈与税額は36万5千円となります。

基礎控除額110万円を入れるのを忘れないよう注意しましょう。

参考になった数1