FP3級の過去問
2017年9月
実技 問78
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問題
FP3級試験 2017年9月 実技 問78 (訂正依頼・報告はこちら)
宏光さんは、自宅用マンションの購入に備え、財形住宅貯蓄を利用している。財形住宅貯蓄に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 貯蓄型の財形住宅貯蓄(銀行、証券会社などの財形住宅貯蓄)は、財形年金貯蓄と合わせて元利合計385万円まで非課税となる。
- 住宅取得のみでなく、一定の要件を満たせば住宅の増改築でも払出しができる。
- 勤労者財産形成促進法の勤労者で、契約申込み時の年齢が55歳未満であれば契約をすることができる。
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この過去問の解説 (3件)
01
財形貯蓄制度は、制度が導入されている会社で働く人が使える制度です。
・一般財形貯蓄
目的や年齢も自由で3年以上の積立が必要。
源泉分離課税が適用される。
・財形住宅貯蓄
住宅取得や増改築のための積立。
契約時55歳未満、積立期間5年以上が条件。
・財形年金貯蓄
60歳以降に年金(5年以上20年以内)を受け取るための積立。
契約時55歳未満、積立期間5年以上が条件。
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄はあわせて550万円が非課税になります。
ただし、財形年金貯蓄だけを保険型商品で行う場合は
385万円が限度額になるので注意が必要です。
1は銀行、証券会社とあり保険型商品ではないので550万円までが非課税になり、誤っています。
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02
財形住宅貯蓄とは、会社員が給与天引きで貯蓄できる制度の1つで、他に一般財形貯蓄、財形年金貯蓄の3種類があります。
財形住宅貯蓄の非課税条件は、契約時に55歳未満であり、新規住宅取得、増改築の費用に充当する条件に該当すれば、財形年金貯蓄と合算して、元利合計550万円まで非課税になります。
よって、1の〈385万円まで非課税〉は不適切です。
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03
財形住宅貯蓄は財形年金貯蓄と合わせて元利合計550万円まで非課税となります。よって[1]の385万円は不適切となります。
契約時の年齢は55歳未満で積み立て期間は5年以上必要ですが、住宅取得や増改築のための払い出しでしたら5年未満でも払い出し可能です。
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