技術士の過去問
平成29年度(2017年)
適性科目 問41
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問題
技術士 第一次試験 平成29年度(2017年) 適性科目 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
近年、世界中で環境破壊、貧困など様々な社会的問題が深刻化している。また、情報ネットワークの発達によって、個々の組織の活動が社会に与える影響はますます大きく、そして広がるようになってきている。このため社会を構成するあらゆる組織に対して、社会的に責任ある行動がより強く求められている。ISO26000には社会的責任の原則として「説明責任」、「透明性」、「倫理的な行動」などが記載されているが、社会的責任の原則として次の項目のうち、最も不適切なものはどれか。
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この過去問の解説 (3件)
01
ISO26000は、ISO(国際標準化機構)が発行した、組織の社会的責任に関する国際規格です。
この中で、「第4章 社会的責任の原則」において、7つの原則として以下を挙げています。
・説明責任
・透明性
・倫理的な行動
・ステークホルダーの利害の尊重
・法の支配の尊重
・国際行動規範の尊重
・人権の尊重
よって、選択肢の中で不適切なのは、「5.技術ノウハウの尊重」なので、5が正解です。
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02
ISO26000に関する問題です。
ISO26000は、ISO(国際標準化機構)が発行した、組織の社会的責任に関する国際規格であり、「第4章 社会的責任の原則」において、7つの原則として以下を挙げています。
(1)組織の行動様式に係る3原則
・説明責任
・透明性
・倫理的な行動
(2)ステークホルダーとの関係に係る原則
・ステークホルダーの利害の尊重
(3)法規範の尊重に係る3原則
・法の支配の尊重
・国際行動規範の尊重
・人権の尊重
1.適切です
ステークホルダーとの関係に係る原則に含まれているため、適切なものとなります。
2.適切です
法規範の尊重に係る3原則に含まれているため、適切なものとなります。
3.適切です
法規範の尊重に係る3原則に含まれているため、適切なものとなります。
4.適切です
法規範の尊重に係る3原則に含まれているため、適切なものとなります。
5.不適切です
いずれの原則にも含まれていないため、不適切なものとなります。
よって、5が正解です。
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03
ISO26000に関する問題です。
ISO26000は、ISO(国際標準化機構)が発行した、組織の社会的責任に関する国際規格です。
ISO26000には社会的原則として箇条4において、下 記 7 項目が挙げられています。
1.説明責任
2.透明性
3.倫理的な行動
4.ステークホルダーの利害の尊重
5.法の支配の尊重
6.国際行動規範の尊重
7.人権の尊重
そのため社会的責任の原則として不適切なのは5なので、正解は5です。
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