技術士の過去問
平成30年度(2018年)
基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問27

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問題

技術士 第一次試験 平成30年度(2018年) 基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

石油情勢に関する次の記述の、(   )に入る数値又は語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

日本で消費されている原油はそのほとんどを輸入に頼っているが、財務省貿易統計によれば輸入原油の中東地域への依存度(数量ベース)は2017年で約( ア )%と高く、その大半は同地域における地政学的リスクが大きい( イ )海峡を経由して運ばれている。また、同年における最大の輸入相手国は、( ウ )である。石油及び石油製品の輸入金額が、日本の総輸入金額に占める割合は、2017年には約( エ )%である。
  • ( ア )67  ( イ )マラッカ  ( ウ )クウェート  ( エ )12
  • ( ア )67  ( イ )ホルムズ  ( ウ )サウジアラビア  ( エ )32
  • ( ア )87  ( イ )ホルムズ  ( ウ )サウジアラビア  ( エ )12
  • ( ア )87  ( イ )マラッカ  ( ウ )クウェート  ( エ )32
  • ( ア )87  ( イ )ホルムズ  ( ウ )クウェート  ( エ )12

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この過去問の解説 (4件)

01

石油情勢に関する穴埋め問題です。

日本で消費されている原油はそのほとんどを輸入に頼っているが、財務省貿易統計によれば輸入原油の中東地域への依存度(数量ベース)は2017年で約【(ア)87 】%と高く、その大半は同地域における地政学的リスクが大きい【(イ)ホルムズ 】海峡を経由して運ばれている。
また、同年における最大の輸入相手国は、【(ウ)サウジアラビア 】である。
石油及び石油製品の輸入金額が、日本の総輸入金額に占める割合は、2017年には約【(エ)12 】%である。

よって、
(ア)87 (イ)ホルムズ (ウ)サウジアラビア (エ)12
となるため、3が正解です。

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02

日本の中東地域への原油依存度は2017年で87%であり、それ以外はロシアや中国、アメリカからの輸入となっておいます。
輸入先で最も多いのはサウジアラビアで、その次がUAEです。
ホルムズ海峡はイランとオマーンの領海内に位置している狭い海峡で、中東地域から原油を輸入する際は必ずこの海峡を
通る必要があります。
財務省貿易統計によると2017年の輸入総額は約75兆円です。原油の輸入総額はこの12%にあたります。

したがって(ア)87 (イ)ホルムズ (ウ)サウジアラビア (エ)12


となりますので、3が正解です。

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03

石油情勢に関する穴埋め問題です。

問題文に解答を示します。


日本で消費されている原油はそのほとんどを輸入に頼っているが、財務省貿易統計によれば輸入原油の中東地域への依存度(数量ベース)は2017年で約「(ア)87 」%と高く、その大半は同地域における地政学的リスクが大きい「(イ)ホルムズ 」海峡を経由して運ばれている。
また、同年における最大の輸入相手国は、「(ウ)サウジアラビア 」である。
石油及び石油製品の輸入金額が、日本の総輸入金額に占める割合は、2017年には約「(エ)12 」%である。

よって、
(ア)87 (イ)ホルムズ (ウ)サウジアラビア (エ)12
となるため、正解は3です。

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04

<正解>3

[解説]

石油情勢に関する穴埋め問題です。

(ア)から(エ)に入る語句は以下のとおりです。

(ア)87

(イ)ホルムズ

(ウ)サウジアラビア

(エ)12

 上記(ア)から(エ)の語句を踏まえて、

各選択肢を確認すると以下のとおりとなります。

1.(ア)が「67」、(イ)が「マラッカ」、(ウ)が「クウェート」となっているため、

 不適切な組合せとなります。

2.(ア)が「67」、(エ)が「32」となっているため、

 不適切な組合せとなります。

3.(ア)から(エ)まで全て適切な語句であるため、

 適切な組合せとなります。

4.(イ)が「マラッカ」、(ウ)が「クウェート」、(エ)が「32」となっているため、

 不適切な組合せとなります。

5.(ウ)が「クウェート」となっているため、

 不適切な組合せとなります。

よって、組合せとして最も適切な選択肢は、3となります。

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