技術士の過去問
平成30年度（2018年）
適性科目 問33

CPDに関する穴埋め問題です。

設問は、日本技術士会が発行している「技術士CPDガイドライン第3版（平成20年発行）」の一部です。

技術士CPDの基本
技術業務は、新たな知見や技術を取り入れ、常に高い水準とすべきである。また、継続的に技術能力を開発し、これが証明されることは、技術者の能力証明としても意義があることである。
（ ア：継続研鑽 ）は、技術士個人の（ イ：専門家 ）としての業務に関して有する知識及び技術の水準を向上させ、資質の向上に資するものである。
従って、何が（ ア：継続研鑽 ）となるかは、個人の現在の能力レベルや置かれている（ ウ：立場 ）によって異なる。
（ ア：継続研鑽 ）の実施の（ エ：記録 ）については、自己の責任において、資質の向上に寄与したと判断できるものを（ ア：継続研鑽 ）の対象とし、その実施結果を（ エ：記録 ）し、その証しとなるものを保存しておく必要がある。
（中略）
技術士が日頃従事している業務、教職や資格指導としての講義など、それ自体は（ ア：継続研鑽 ）とはいえない。しかし、業務に関連して実施した「（ イ：専門家 ）としての能力の向上」に資する調査研究活動等は、（ ア：継続研鑽 ）活動であるといえる。

（ア）継続研鑽、（イ）専門家、（ウ）立場、（エ）記録となり、3が正解となります。

技術士のCPDに関する穴埋め問題です。

解答は以下になります。
技術業務は、新たな知見や技術を取り入れ、常に高い水準とすべきである。また、継続的に技術能力を開発し、これが証明されることは、技術者の能力証明としても意義があることである。
［（ア）継続研鑽 ］は、技術士個人の［（イ）専門家 ］としての業務に関して有する知識及び技術の水準を向上させ、資質の向上に資するものである。
従って、何が［（ア）継続研鑽 ］となるかは、個人の現在の能力レベルや置かれている［（ウ）立場 ］によって異なる。
［（ア）継続研鑽］の実施の［（エ）記録 ］については、自己の責任において、資質の向上に寄与したと判断できるものを［（ア）継続研鑽 ］の対象とし、その実施結果を［（エ）記録 ］し、その証しとなるものを保存しておく必要がある。
（中略）
技術士が日頃従事している業務、教職や資格指導としての講義など、それ自体は［（ア）継続研鑽 ］とはいえない。しかし、業務に関連して実施した｢［（イ）専門家 ］としての能力の向上」に資する調査研究活動等は、［（ア）継続研鑽 ］活動であるといえる。
よって、
（ア）継続研鑽　（イ）専門家　（ウ）立場　（エ）記録
となりますので、正解は３です。

＜正解＞３

［解説］

「技術士CPDガイドライン第3版」に関する穴埋めの組み合わせの問題です。

（ア）から（エ）に入る語句は以下のとおりです。

（ア）継続研鑽　（イ）専門家

（ウ）立場　（エ）記録

　上記、（ア）から（エ）の語句を踏まえて、

各選択肢を確認すると以下のとおりとなります。

１．（エ）以外の語句が合致していないため、

不適切なものとなります。

２．（イ）（エ）は適切ですが、

（ア）が「継続学習」、（ウ）が「環境」となっているため、

不適切なものとなります。

３．（ア）から（エ）の全てが合致しているため、

適切なものとなります。

４．すべての語句が合致していないため、

不適切なものとなります。

５．（エ）が「記載」となっているため、

不適切なものとなります。

以上のことから、適切な組合せは、３となります。