技術士の過去問
令和元年度(2019年)
適性科目 問31

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問題

技術士 第一次試験 令和元年度(2019年) 適性科目 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

技術士法第4章に関する次の記述の、(   )に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。

(信用失墜行為の禁止)
第44条 技術士又は技術士補は、技術士若しくは技術士補の信用を傷つけ、又は技術士及び技術士補全体の不名誉となるような行為をしてはならない。
(技術士等の秘密保持( ア ))
第45条 技術士又は技術士補は、正当の理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。技術士又は技術士補でなくなった後においても、同様とする。
(技術士等の( イ )確保の( ウ ))
第45条の2 技術士又は技術士補は、その業務を行うに当たっては、公共の安全、環境の保全その他の( イ )を害することのないよう努めなければならない。
(技術士の名称表示の場合の( ア ))
第46条 技術士は、その業務に関して技術士の名称を表示するときは、その登録を受けた
( エ )を明示してするものとし、登録を受けていない( エ )を表示してはならない。
(技術士補の業務の( オ )等)
第47条 技術士補は、第2条第1項に規定する業務について技術士を補助する場合を除くほか、技術士補の名称を表示して当該業務を行ってはならない。
2 前条の規定は、技術士補がその補助する技術士の業務に関してする技術士補の名称の表示について( カ )する。
(技術士の( キ )向上の( ウ ))
第47条の2 技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その( キ )の向上を図るよう努めなければならない。
  • ア:義務  イ:公益  ウ:責務  エ:技術部門  オ:制限  カ:準用  キ:能力
  • ア:責務  イ:安全  ウ:義務  エ:専門部門  オ:制約  カ:適用  キ:能力
  • ア:義務  イ:公益  ウ:責務  エ:技術部門  オ:制約  カ:適用  キ:資質
  • ア:責務  イ:安全  ウ:義務  エ:専門部門  オ:制約  カ:準用  キ:資質
  • ア:義務  イ:公益  ウ:責務  エ:技術部門  オ:制限  カ:準用  キ:資質

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この過去問の解説 (3件)

01

ア 技術士等の秘密保持(義務)
 技術士の信頼問題となるためです。

イ、ウ 技術士等の(公益)確保の(責務)
 公共の安全がヒントになります。

エ その登録を受けた(技術部門)
 部門以外は口出しできません。

オ 技術士補の業務の(制限)等
 技術補はあくまで補助です。

カ 表示について(準用)する

キ その(資質)の向上
 「能力」と本文には記載することはあまりないです。

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02

<正解>5

[解説]

技術士法第4章に掲げられた条文に関する穴埋め問題です。

各条文に入る語句は以下のとおりです。

ア 義務  イ 公益  ウ 責務

エ 技術部門  オ 制限  カ 準用

キ 資質

 上記、アからキの語句を踏まえて、

各選択肢を確認すると以下のとおりとなります。

1.アからカまでは適切ですが、

キが「能力」となっているため、

不適切なものとなります。

2.アからキのすべてが不適切な語句のため、

不適切なものとなります。

3.アからエまでとキは適切ですが、

オが「制約」、

カが「適用」となっているため、

不適切なものとなります。

4.カとキは適切ですが、

アが「責務」

イが「安全」

ウが「義務」

エが「専門部門」

オが「制約」となっているため、

不適切なものとなります。

5.アからキまで全て適切な語句であるため、

適切なものとなります。

よって、組み合わせとして正しい選択肢は、

5となります。

参考になった数6

03

技術士の業務に関連する法令についての問題は頻出です。法令の条文は「e-GOV法令検索」(https://elaws.e-gov.go.jp)から簡単にアクセスできますので、こちらを参照しながら対策していきましょう。今回は、穴埋めをしたのち各語句を正しく並べることも求められていますので、注意深く取り組んでいきましょう。

各条文から、

(ア)は「義務」、(イ)は「公益」、(ウ)は「責務」(エ)は「技術部門」、(オ)は「制限」、(カ)は「準用」、(キ)は「資質」、となります。よって、正解選択肢は5.となります。

参考になった数5