技術士 過去問
令和4年度(2022年)
問25 (基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問1)

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問題

技術士 第一次試験 令和4年度(2022年) 問25(基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書第1〜3作業部会報告書政策決定者向け要約の内容に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
  • 人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。
  • 2011〜2020年における世界平均気温は、工業化以前の状態の近似値とされる1850〜1900年の値よりも約3°C高かった。
  • 気候変動による影響として、気象や気候の極端現象の増加、生物多様性の喪失、土地・森林の劣化、海洋の酸性化、海面水位上昇などが挙げられる。
  • 気候変動に対する生態系及び人間の脆弱性は、社会経済的開発の形態などによって、地域間及び地域内で大幅に異なる。
  • 世界全体の正味の人為的な温室効果ガス排出量について、2010〜2019年の期間の年間平均値は過去のどの10年の値よりも高かった。

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この過去問の解説 (3件)

01

気候変動に関する常識的な問題となります。

選択肢2. 2011〜2020年における世界平均気温は、工業化以前の状態の近似値とされる1850〜1900年の値よりも約3°C高かった。

約1℃上昇したと言われており、不適切です(従って、本選択肢が正解です)。

まとめ

気候変動やその対策についも、今後も出題の機会が増えるものと思われます。

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02

気候変動に関する問題です。

選択肢2. 2011〜2020年における世界平均気温は、工業化以前の状態の近似値とされる1850〜1900年の値よりも約3°C高かった。

不適切です。

約1℃の誤りです。

まとめ

具体的な数字を挙げている選択肢を疑ってください。

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03

気候変動の影響(極端現象、生態系の変化など)や地域差についても知識を広げることで、他の問題にも対応しやすくなります。

選択肢1. 人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。

適切です。

IPCC第6次評価報告書では、人間の活動が地球温暖化に与える影響について「疑う余地がない」と明記されています。

選択肢2. 2011〜2020年における世界平均気温は、工業化以前の状態の近似値とされる1850〜1900年の値よりも約3°C高かった。

不適切です。

IPCC第6次評価報告書によると、2011〜2020年の世界平均気温は、工業化以前(1850〜1900年)よりも約 1.1°C高い とされています。

選択肢3. 気候変動による影響として、気象や気候の極端現象の増加、生物多様性の喪失、土地・森林の劣化、海洋の酸性化、海面水位上昇などが挙げられる。

適切です。

気候変動による影響として、これらの現象が実際に報告されています。

選択肢4. 気候変動に対する生態系及び人間の脆弱性は、社会経済的開発の形態などによって、地域間及び地域内で大幅に異なる。

適切です。

地域ごとの社会経済的条件や発展段階によって、気候変動の影響への脆弱性が異なることはIPCC報告書でも言及されています。

選択肢5. 世界全体の正味の人為的な温室効果ガス排出量について、2010〜2019年の期間の年間平均値は過去のどの10年の値よりも高かった。

適切です。

IPCC報告書では、2010〜2019年の人為的温室効果ガス排出量が過去のどの10年よりも高かったことが示されています。

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