技術士 過去問
令和4年度(2022年)
問26 (基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問2)
問題文
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問題
技術士 第一次試験 令和4年度(2022年) 問26(基礎科目「環境・エネルギー・技術に関するもの」 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 一般廃棄物と産業廃棄物の近年の総排出量を比較すると、一般廃棄物の方が多くなっている。
- 特別管理産業廃棄物とは、産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるものである。
- バイオマスとは、生物由来の有機性資源のうち化石資源を除いたもので、廃棄物系バイオマスには、建設発生木材や食品廃棄物、下水汚泥などが含まれる。
- RPFとは、廃棄物由来の紙、プラスチックなどを主原料とした固形燃料のことである。
- 2020年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会のメダルは、使用済小型家電由来の金属を用いて製作された。
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この過去問の解説 (3件)
01
廃棄物に関する問題です。
不適切です。
一般廃棄物は約4000万トン(R3) < 産業廃棄物は約3.8億トン(R1) です。
廃棄物に関する基礎的知識を問う問題でした。
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02
こちらも廃棄物に関する、
環境・エネルギー領域における基本的な問題といえます。
産業廃棄物の方が圧倒的に多いです(本選択肢は不適切であり、間違いです)。
産業廃棄物などの用語に関する、基礎的知識を整理しておくことが大切です。
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03
東京オリンピックのメダルのように、リサイクルが活用された事例を知っておくと関連問題にも対応しやすくなります。
不適切です。
一般廃棄物(家庭や事業所から出る通常のごみ)と産業廃棄物(特定の事業活動から出るごみ)の排出量を比較すると、産業廃棄物の方が圧倒的に多いです。
一般廃棄物は近年その排出量は減少傾向にあります。一方で、産業廃棄物は工場や建設現場などから多く発生しています。
適切です。
特別管理産業廃棄物はその定義通り、危険性や有害性の高い廃棄物を指します。具体例としては、感染性廃棄物や有機溶剤の廃液などが含まれます。
適切です。
バイオマスの定義は、生物由来で再生可能な資源のことを指します。化石燃料は含まれません。廃棄物系バイオマスの例として、建設発生木材や食品廃棄物、下水汚泥が挙げられる点も正しいです。
適切です。
RPF(Refuse Paper and Plastic Fuel)は、廃棄物からリサイクルされた紙やプラスチックを利用して作られた固形燃料のことです。主に熱エネルギーの回収を目的としています。
適切です。
東京2020大会のメダルは、リサイクルの観点から、使用済み小型家電(携帯電話や家電製品など)から回収された金属を使用して製作されています。
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