技術士 過去問
令和4年度(2022年)
問37 (適性科目 問7)

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問題

技術士 第一次試験 令和4年度(2022年) 問37(適性科目 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

倫理問題への対処法としての功利主義と個人尊重主義とは、ときに対立することがある。次の記述の、(   )に入る語句の組合せとして、適切なものはどれか。

倫理問題への対処法としての「功利主義」とは、19世紀のイギリスの哲学者であるべンサムやミルらが主張した倫理学説で、「最大多数の( ア )」を原理とする。倫理問題で選択肢がいくつかあるとき、そのどれが最大多数の( ア )につながるかで優劣を判断する。しかしこの種の功利主義のもとでは、特定個人への不利益が生じたり、( イ )が制限されたりすることがある。一方、「個人尊重主義」の立場からは、( イ )はできる限り尊重すべきである。功利主義においては、特定の個人に犠牲を強いることになった場合には、個人尊重主義と対立することになる。功利主義のもとでの犠牲が個人にとって許容できるものかどうか。その確認の方法として、「黄金律」テストがある。黄金律とは、「( ウ )」あるいは「自分の望まないことを人にするな」という教えである。自分がされた場合には憤慨するようなことを、他人にはしていないかチェックする「黄金律」テストの結果、自分としては損害を許容できないとの結論に達したならば、他の行動を考える倫理的必要性が高いとされる。また、重要なのは、たとえ「黄金律」テストで自分でも許容できる範囲であると判断された場合でも、次のステップとして「相手の価値観においてはどうだろうか」と考えることである。権利にもレベルがあり、生活を維持する権利は生活を改善する権利に優先する。この場合の生活の維持とは、盗まれない権利、だまされない権利などまでを含むものである。また、安全、( エ )に関する権利は最優先されなければならない。
  • ア:最大幸福  イ:多数派の権利  ウ:自分の望むことを人にせよ  エ:身分
  • ア:最大利潤  イ:個人の権利   ウ:人が望むことを自分にせよ  エ:健康
  • ア:最大幸福  イ:個人の権利   ウ:自分の望むことを人にせよ  エ:健康
  • ア:最大利潤  イ:多数派の権利  ウ:人が望むことを自分にせよ  エ:健康
  • ア:最大幸福  イ:個人の権利   ウ:人が望むことを自分にせよ  エ:身分

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この過去問の解説 (3件)

01

技術者としての、倫理学に関する基礎知識の問題となります。

問題文のア~エについての回答は以下のとおりです。

ア:最大幸福、イ:個人の権利、ウ:自分の望むことを人にせよ、エ:健康

選択肢3. ア:最大幸福  イ:個人の権利   ウ:自分の望むことを人にせよ  エ:健康

本選択肢が正解です。

まとめ

高校レベルの倫理学でも十分回答できる問題かと思います。

参考になった数11

02

技術者倫理に関する問題です。

選択肢3. ア:最大幸福  イ:個人の権利   ウ:自分の望むことを人にせよ  エ:健康

最大多数の(ア:最大幸福)、(イ:個人の権利)はできる限り尊重すべき、(ウ:自分の望むことを人にせよ)、(エ:健康)に関する権利。

まとめ

常識的に考えていけば、正解できるかと思います。

参考になった数3

03

功利主義は「全体の利益」を重視し、個人尊重主義は「個人の権利」を優先します。両者が対立する場合、どちらを優先すべきかを状況に応じて考える必要があります。

 

選択肢3. ア:最大幸福  イ:個人の権利   ウ:自分の望むことを人にせよ  エ:健康

適切です。

 

(ア)最大幸福
功利主義の原則は「最大多数の最大幸福」です。


(イ)個人の権利
個人尊重主義では、「個人の権利」が重要視されます。

ここでは、特定の個人が犠牲になることへの懸念が述べられています。


(ウ)自分の望むことを人にせよ
「黄金律」の考え方に最も適している表現です。


(エ)健康
「安全」と「健康」は基本的な権利であり、最優先されるものです。

まとめ

日常生活や仕事で、功利主義と個人尊重主義が衝突する場面を想像しながら学ぶと、より深い理解につながります。

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