保育士の過去問
平成30年(2018年)前期
社会的養護 問32
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問題
保育士試験 平成30年(2018年)前期 社会的養護 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「児童養護施設運営指針」において示された社会的養護の原理の記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・家庭的養護と( A )化
・( B )の保障と自立支援
・( C )をめざした支援
・家族との連携・協働
・( D )と連携アプローチ
・ライフサイクルを見通した支援
・家庭的養護と( A )化
・( B )の保障と自立支援
・( C )をめざした支援
・家族との連携・協働
・( D )と連携アプローチ
・ライフサイクルを見通した支援
- ( A )個別 ( B )発達 ( C )回復 ( D )継続的支援
- ( A )地域 ( B )養育 ( C )回復 ( D )緊急的支援
- ( A )個別 ( B )発達 ( C )尊厳 ( D )緊急的支援
- ( A )地域 ( B )養育 ( C )尊厳 ( D )継続的支援
- ( A )個別 ( B )発達 ( C )尊厳 ( D )継続的支援
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この過去問の解説 (3件)
01
「児童養護施設運営指針」は、2012年に厚生労働省より発出されました。
A.個別
一人一人の個別的な状況が十分に考慮しながら、一人一人を大切に、「当たり前の生活」を保証することが重要だと説いています。
B.発達
子ども期の全ては、その年齢に応じた発達の課題を持ち、その後の成人期の人生に向けた準備期間でもあります。
社会的養護は、子ども期の健全な心身の発達を目指して行われるものである、と説いています。
C.回復
社会的養護を必要とする子どもには、虐待体験や分離体験などによる悪影響からの癒しの回復を目指した専門的ケアや心理的ケアなどの治療的な支援も必要になる、と説いています。
D.継続的支援
社会的養護の担い手は、それぞれの機能を有効に補い合い、重層的な連携を強化することによって、支援の一貫性・継続性・連続性というトータルなプロセスを確保していくことが求められています。
「児童養護施設運営指針」において示された社会的養護の原理は、
・家庭的養護と( 個別 )化
・( 発達 )の保障と自立支援
・( 回復 )をめざした支援
・家族との連携・協働
・( 継続的支援 )と連携アプローチ
・ライフサイクルを見通した支援
と、なります。
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02
A 家庭的養護と( 個別)化
「社会的養護を必要とする子どもたちに「あたりまえの生活」を保障していくことが重要であり、社会的養護を地域から切り離して行ったり、子どもの生活の場を大規模な施設養護としてしまうのではなく、できるだけ家庭あるいは家庭的な環境で養育する「家庭的養護」と、個々の子どもの育みを丁寧にきめ細かく進めていく「個別化」が必要である。」という記載があります。
B ( 発達 )の保障と自立支援
「子どもの自立や自己実現を目指して、子どもの主体的な活動を大切にするとともに、様々な生活体験などを通して、自立した社会生活に必要な基礎的な力を形成していくことが必要である。」という記載があります。
C ( 回復 )をめざした支援
「子どもたちが、安心感を持てる場所で、大切にされる体験を積み重ね、信頼関係や自己肯定感(自尊心)を取り戻していけるようにしていくことが必要である。」という記載があります。
D ( 継続的支援)と連携アプローチ
「社会的養護の担い手は、同時に複数で連携して支援に取り組んだり、支援を引き継いだり、あるいは元の支援主体が後々までかかわりを持つなど、それぞれの機能を有効に補い合い、重層的な連携を強化することによって、支援の一貫性・継続性・連続性というトータルなプロセスを確保していくことが求められる。」という記載があります。
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03
A:個別化
地域社会に開かれる、という意味で地域を選んでしまうかもしれませんが、「一人一人の個別的な状況が十分に考慮されながら、療育されるべき」と記載があります。
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