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保育士の過去問 平成30年(2018年)前期 保育実習理論 問151

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
実習生Sさんは、保育所で実習を行っている。給食の時間、Kちゃん( 4歳、女児 )は、Lちゃん( 4歳、女児 )に「一緒に給食を食べよう」と言って、Lちゃんの隣の席に移動した。その時、すかさずTちゃん( 4歳、女児 )が「だめ!Lちゃんは私と一緒に食べるの!」と、とても強い口調で言った。Kちゃんはその言葉を聞いて泣いてしまった。

【設問】
3人の子どもの様子をそばで見ていた実習生Sさんの対応として、不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  泣いているKちゃんを受け止めて、「一緒に食べたかったんだよね」とKちゃんに言う。
B  「Lちゃんと約束していたのかな?」などと、Tちゃんの話を聴く。
C  「KちゃんもLちゃんと一緒に食べたいみたいよ」と、Kちゃんの気持ちに気づけるように、Tちゃんに声を掛ける。
D  給食の時間が短くなるのを避けるために、Lちゃんに、KちゃんとTちゃんのどちらと一緒に食べるかを早く決めるように言う。
E  いざこざを収めるため、KちゃんとTちゃんに、「ごめんね」とお互いに謝らせる。
   1 .
A  B
   2 .
A  D
   3 .
B  E
   4 .
C  D
   5 .
D  E
( 保育士試験 平成30年(2018年)前期 保育実習理論 問151 )
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この過去問の解説 (3件)

2
解答.5

A.○です。
子どもの気持ちを受け止めるのは、保育を行う上で、とても重要な支援です。

B.○です。
子どもの気持ちを受け入れたうえで、子どもの気持ちに寄り添って話を聞くのは、適切です。

C.○です。
子どもが、自分の思っていることを相手に伝え、
また、相手の思っていることに気づけるよう、
保育士が間に入り支援することが大切です。

D.×です。
無理に、どちらと食べるか決めさせることは、なんの解決にもなっていません。
子どもの気持ちを受け止めて、支援することが大切です。

E.×です。
ただ、謝らせるだけだと、問題は解決しません。
お互いの気持ちに気づけるよう、保育士が適切な支援を行うことが大切です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解は5です。

A 〇 適切です。
子どもの思いに共感するような言葉かけは適切です。

B 〇 適切です。
どうしてTちゃんは「だめ!Lちゃんは私と一緒に食べるの!」と言ったのか、原因をさぐるような言葉かけは適切です。

C 〇 適切です。
相手の気持ちを理解できるように、保育者が間を取りもつような言葉かけは適切です。

D × 不適切です。
給食の時間を優先し、Lちゃんに決めるよう強要することは適切な対応とはいえません。

E × 不適切です。
いざこざを収めるために、保育士や実習生などが子どもに互いに謝らせることは、解決に繋がりません。
子ども自身が、他の子どもの気持ちに気付き、自分の行動を反省できるような言葉がけをするのが適切です。

0
正解は5です。

A:保育を行う上で、子どもの気持ちを受け止めることがとても重要なことです。AのようにまずKちゃんの気持ちを受け止め代弁することは大切です。
B:TちゃんがLちゃんと一緒に食べたかったことを受け入れ、更にこのような行動をとった理由を聞いているので適切な行動です。
C:子ども同士の関係を築くためには相手の気持ちを理解することが大切です。保育士が仲立ちをしてお互いの気持ちを伝えることで、相手の気持ちを知ることが出来ます。
D:子どもの気持ちを無視した行動です。
E:自分で納得をしていないのに謝らせるのは適切ではありません。自分の気持ちが受け入れられていないという思いになってしまいます。

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