1級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)
午後 問51

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午後 問51 (訂正依頼・報告はこちら)

工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ALCパネルは、平積みとし、1段の積上げ高さは1.5m以下とし2段までとする。
  • 砂付ストレッチルーフィングは、屋内の乾燥した場所に、砂の付いていない部分を上にして縦置きとする。
  • ロール状に巻いたカーペットは、屋内の乾燥した平坦な場所に、2段程度の俵積みとする。
  • 木製建具は、取付け工事直前に搬入するものとし、障子や襖は縦置き、フラッシュ戸は平積みとする。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は「ALCパネルは、平積みとし、1段の積上げ高さは1.5m以下とし2段までとする。」です。

選択肢1. ALCパネルは、平積みとし、1段の積上げ高さは1.5m以下とし2段までとする。

誤りです。

台木を使用し、高さを1m以下とします。屋外で保管する場合は防水シート等を掛け、雨露などが掛からないように養生します。

選択肢2. 砂付ストレッチルーフィングは、屋内の乾燥した場所に、砂の付いていない部分を上にして縦置きとする。

設問の通りです。

砂の付いていない部分(ラップ部分)を上にして2段に重ねないようにします。

選択肢3. ロール状に巻いたカーペットは、屋内の乾燥した平坦な場所に、2段程度の俵積みとする。

設問の通りです。

ロールカーペットは巻きグセが取れやすいため横置きが可能です。逆に縦置きにすると自重で倒れる可能性があります。

選択肢4. 木製建具は、取付け工事直前に搬入するものとし、障子や襖は縦置き、フラッシュ戸は平積みとする。

設問の通りです。

工事直前に搬入し、損傷のリスクを低減させます。

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02

材料の保管に関する問題で注意すべきポイントは以下の通りです。

保管方法及び仮置き方法と、積み上げ高さ(何段?何M?)です。

それでは問題を見てみましょう。

選択肢1. ALCパネルは、平積みとし、1段の積上げ高さは1.5m以下とし2段までとする。

こちらが正解です。

ALCパネルは、台木を用いて積み上げ、1段の高さを1m以下とし、総高さを2m以下とします。

選択肢2. 砂付ストレッチルーフィングは、屋内の乾燥した場所に、砂の付いていない部分を上にして縦置きとする。

砂付きストレッチルーフィングは、ラップ部分を上向きにし、縦置きします。アスファルトルーフィング類は乾燥した場所に保管します。

選択肢3. ロール状に巻いたカーペットは、屋内の乾燥した平坦な場所に、2段程度の俵積みとする。

ロールカーペットは重量があるため、縦置きとせず、2~3段までの俵積みとします。巻物で横置きはロールカーペットのみで、ルーフィング、ビニル床シートは縦置きです。

選択肢4. 木製建具は、取付け工事直前に搬入するものとし、障子や襖は縦置き、フラッシュ戸は平積みとする。

障子と襖は変形防止で立てかけて保管し、フラッシュ戸は平積みとします。直射日光の当たらない場所に保管します。

まとめ

保管方法・数値等、誤りなく覚えましょう。

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