1級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)
午後 問52
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午後 問52 (訂正依頼・報告はこちら)
建設業者が作成する建設工事の記録等に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 監理者の立会いのうえ施工するものと設計図書で指定された工事において、監理者の指示により立会いなく施工する場合は、工事写真などの記録を整備して監理者に提出することとした。
- 工事施工により近隣建物への影響が予想される場合は、近隣住民など利害関係者立会いのもと、現状の建物の写真記録をとることとした。
- 設計図書に定められた品質が証明されていない材料は、現場内への搬入後に試験を行い、記録を整備することとした。
- 既製コンクリート杭工事の施工サイクルタイム記録、電流計や根固め液の記録等は、発注者から直接建設工事を請け負った建設業者が保存する期間を定め、当該期間保存することとした。
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この過去問の解説 (2件)
01
1:設問の通りです。
2:設問の通りです。
近隣とのトラブルを避けるために、専門業者に近隣家屋調査を依頼するケースもあります。
3:誤りです。
設計図書に定められた品質が証明されていない材料は、搬入前に検査を実施し、その品質を確認します。
4:設問の通りです。
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02
建設工事の記録等に関する問題です。
時系列に注意が必要な問題もあります。
監理者の都合により立ち合いができない場合は、適切に施工を行った記録を監理者に提出します。
近隣建物等に割れ、沈下等が生じる恐れがある場合は、関係者の立ち合いを求め、写真・測量等で現状を記録しておきます。
こちらが正解です。搬入後に試験を行う部分が誤りです。設計図書に適合することが証明されていない材料は現場に搬入することはできません。
既成コンクリート杭工事の施工記録は、あらかじめ保存期間を定めて保存しなければならないです。
言い回し及び時系列に注意しましょう。
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