1級建築施工管理技士の過去問
平成30年(2018年)
午後 問66
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 平成30年(2018年) 午後 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
作業主任者の職務として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
- 地山の掘削作業主任者として、作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。
- 石綿作業主任者として、周辺住民の健康障害を予防するため、敷地境界での計測を定期的に行うこと。
- 土止め支保工作業主任者として、材料の欠点の有無並びに器具及び工具を点検し、不良品を取り除くこと。
- はい作業主任者として、はい作業をする箇所を通行する労働者を安全に通行させるため、その者に必要な事項を指示すること。
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この過去問の解説 (2件)
01
「労働安全衛生法」上の石綿作業主任者の職務としては、作業に従事する労働者の指揮、保護具の使用状況の監視等になります。
敷地境界での定期的な計測は、労働安全衛生法とは別に「石綿障害予防規則」で定められています。
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02
作業主任者の職務についての出題です。
作業主任者の共通する職務
①作業方法の決定・直接指揮
②材料や保護具等の点検・不良品排除
③保護具等の使用状況の監視
以上を踏まえて設問を見てみましょう。
設問の通りです。地山の掘削作業主任者は、掘削面の高さが2m以上となる地山の掘削作業において選任が必要な作業主任者です。
敷地境界での計測は作業主任者の職務ではないです。
設問の通り、作業主任者の職務には、材料の欠点の有無並びに器具及び工具を点検し、不良品を取り除くことが含まれます。
設問の通り、はい作業をする箇所を通行する労働者を安全に通行させるため、その者に必要な事項を指示することは、はい作業主任者の職務に含まれます。
作業主任者の職務についての設問は、解説の冒頭で説明した共通事項を基本に覚えましょう。
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