1級建築施工管理技士 過去問
令和元年(2019年)
問5 (午前 問5)
問題文
鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 問5(午前 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 柱のせん断補強筋の間隔は、柱の上下端から柱の最大径の1.5倍又は最小径の2倍のいずれか大きい範囲を100 mm以下とする。
- 柱及び梁のせん断補強筋は、直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の異形鉄筋とし、せん断補強筋比は0.2 %以上とする。
- 一般の梁で、長期許容応力度で梁の引張鉄筋の断面積が決まる場合、原則として引張鉄筋の断面積はコンクリート断面積の0.2%以上とする。
- 貫通孔の中心間隔は、梁に2個以上の円形の貫通孔を設ける場合、両孔径の平均値の3倍以上とする。
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この過去問の解説 (3件)
01
以下に解説します。
設問の通りです。
設問の通りです。
誤りです。
引張鉄筋の断面積はコンクリート断面積の 0.4 %以上必要になります。なお、圧縮鉄筋が引張鉄筋と同量だとすると、梁の主筋全断面積の割合は 0.8 %になります。
設問の通りです。
梁貫通孔の大きさは梁せいの 1/3 以下、中心間隔は孔径の3 倍以上、場所はスパンの中央で梁せいの 1/2 の位置となるようにします。
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02
鉄筋コンクリート構造についての出題です。頻出問題なので漏れなく確認したいです。
柱のせん断補強筋の間隔は100 mm以下とします。柱の上下端から柱の最大径の1.5倍又は最小径の2倍のいずれか大きい範囲以外は150㎜まで広げることができます。
設問の通り、柱及び梁のせん断補強筋は、直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の異形鉄筋とし、せん断補強筋比は0.2 %以上とします。
こちらが正解です。
一般の梁で、長期許容応力度で梁の引張鉄筋の断面積が決まる場合、引張鉄筋比が0・4%以上又は存在応力で必要とされる量の4/3のうち、小さい方の値以上とします。
設問の通り、貫通孔の中心間隔は、梁に2個以上の円形の貫通孔を設ける場合、両孔径の平均値の3倍以上とします。
RC造において鉄筋の配筋要領は重要な部分です。
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03
解説は下記の通りです。
正です。
柱のせん断補強筋の間隔は、柱の上下端から柱の最大径の1.5倍又は最小径の2倍のいずれか大きい範囲を100mm以下とします。
柱のせん断補強筋(帯筋)を増やすことでせん断耐力が大きくなります。
正です。
柱及び梁のせん断補強筋は、直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の異形鉄筋とし、せん断補強筋比は0.2%以上とします。
誤です。
長期許容応力度で梁の引張鉄筋の断面積が決まる場合、①②のいずれか小さい値以上とします。
①断面積0.4%②存在応力によって必要とされる量の4/3倍
正です。
梁に2個以上の円形の貫通孔を設ける場合、両孔径の平均値の3倍以上とします。
また、孔径は梁成の1/3以上とします。
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