1級建築施工管理技士 過去問
令和元年(2019年)
問17 (午前 問17)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 問17(午前 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

電気設備に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ビニル電線(IV)は、地中電線路に用いることができる。
  • 低圧屋内配線のための金属管は、規定値未満の厚さのものをコンクリートに埋め込んではならない。
  • 合成樹脂製可とう電線管のうちPF管は、自己消火性があり、屋内隠ぺい配管に用いることができる。
  • 合成樹脂管内、金属管内及び金属製可とう電線管内では、電線に接続点を設けてはならない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

1:誤りです。
ビニル絶縁電線(IV)、屋外用ビニル絶縁電線(OW)、引込用ビニル絶縁電線(DV)などの絶縁電線は地中埋設電線としては使えません。
直接埋設式による地中埋設工事で使える電線は、VVFケーブル、VVRケーブル、EM-EEFケーブル、CVケーブルなどのケーブルになります。

2:設問の通りです。
コンクリートに埋め込む場合、低圧屋内配線のための金属管の厚さは、1.2 mm未満としてはなりません。

3:設問の通りです。

4:設問の通りです。
断線などの際に、どこで断線しているのか確認できなくなるため、ジョイントボックス内に接続点を設けなければなりません。

参考になった数52

02

建築設備の電気設備についての出題です。

選択肢1. ビニル電線(IV)は、地中電線路に用いることができる。

こちらが正解です。ビニル電線(IV)は、屋内で使用し、地中電線路に用いることができません。

選択肢2. 低圧屋内配線のための金属管は、規定値未満の厚さのものをコンクリートに埋め込んではならない。

設問の通りです。コンクリートに埋め込む場合、1.2mm以上とします。

選択肢3. 合成樹脂製可とう電線管のうちPF管は、自己消火性があり、屋内隠ぺい配管に用いることができる。

設問の通りです。

選択肢4. 合成樹脂管内、金属管内及び金属製可とう電線管内では、電線に接続点を設けてはならない。

設問の通りです。

参考になった数11

03

解説は下記の通りです。

選択肢1. ビニル電線(IV)は、地中電線路に用いることができる。

誤です。

ビニル電線(IV)は屋内で使用し、地中電線路に用いることができません。

 

選択肢2. 低圧屋内配線のための金属管は、規定値未満の厚さのものをコンクリートに埋め込んではならない。

正です。

低圧屋内配線のための金属管は、コンクリートに埋め込む場合1.2m以上とします。

選択肢3. 合成樹脂製可とう電線管のうちPF管は、自己消火性があり、屋内隠ぺい配管に用いることができる。

正です。

PF管は、自己消火性があり、屋内隠ぺい配管に用いることができます。

CD管はコンクリートに埋設するなどして使用します。

選択肢4. 合成樹脂管内、金属管内及び金属製可とう電線管内では、電線に接続点を設けてはならない。

正です。

合成樹脂管内、金属管内及び金属製可とう電線管内では、電線に接続点を設けてはいけません。

参考になった数7