1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問46
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
建築工事における事前調査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 鉄骨工事の計画に当たり、周辺道路の交通規制や架空電線について調査した。
- セメントによって地盤改良された土の掘削に当たり、沈砂槽を設置して湧水を場外へ排水することとしたため、水質調査を省略した。
- 解体工事の計画に当たり、近隣建物の所有者の立会いを得て、近隣建物の現状について調査した。
- 工事車両出入口、仮囲い及び足場の設置に伴う道路占用の計画に当たり、歩道の有無と道路幅員について調査した。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「セメントによって地盤改良された土の掘削に当たり、沈砂槽を設置して湧水を場外へ排水することとしたため、水質調査を省略した。」です。
設問のとおりです。
セメントによって地盤改良された土の掘削に当たり、沈砂槽を設置して湧水を
場外へ排水することとしたため、水質調査を実施します。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
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02
この問題のポイントは以下の通りです。事前調査において調査項目種類をしっかり押さえておきましょう。
セメントによって地盤改良された土の掘削に当たり、沈砂槽を設置して湧水を場外へ排水する場合でも、水質調査を行わなければなりません。よってこの記述は誤りです。
工事により発生した排水について沈砂槽を設置しても水質調査を行わなければなりません。覚えておきましょう。
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03
事前調査としては、地盤調査、埋設物調査、配管調査、近隣調査等があります。系統立てて問題を解くことが重要です。
設問の通りです。鉄骨工事の計画をする際は、搬入計画、楊重計画に係るため周辺道路の交通規制や架空電線を調査する必要があります。
設問は誤りです。工事排水・地下水・湧水を場外に配水する場合も水質調査を要します。汚水として排水することになるため、水道局等に届け出る必要があります。
設問の通りです。近隣建物の現状について調査する場合は、近隣建物の所有者立ち合いで現状を確認、調査をします。
設問の通りです。仮囲いや足場の設置に伴う道路占用計画には、道路占用許可申請の際に歩道の有無や道路幅員を考慮する必要があります。
一般的な設問のため、迷いなく回答ができたかと思いますが、排水については注意をするようにしてください。
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