1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午前 問48
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午前 問48 (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋コンクリート造建築物の躯体解体工事の施工計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 階上作業による解体では、外壁を残しながら中央部分を先行して解体することとした。
- 階上作業による解体では、解体重機の移動にコンクリート塊を集積したスロープを利用するため、解体重機と合わせた最大荷重に対して補強することとした。
- 地上作業による解体では、作業開始面の外壁から1スパンを上階から下階に向かって全階解体し、解体重機のオペレーターの視界を確保することとした。
- 地上外周部の転倒解体工法では、1回の転倒解体を高さ2層分とし、柱3本を含む2スパンとした。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「地上外周部の転倒解体工法では、1回の転倒解体を高さ2層分とし、柱3本を含む2スパンとした。」です。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
地上外周部の転倒解体工法では、1回の転倒解体を高さ1層分とし、
柱2本を含む1、2スパン程度とします。
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02
RC造の躯体解体工事については、工程手順をよく理解してください。
設問の通りです。まずは中央部分から解体を行います。
設問の通りです。コンクリート塊を利用しスロープを作った場合は重機含めたスロープの荷重に対して補強を行う必要があります。
設問の通りです。
設問は誤りです。柱・外壁を内側に倒して解体する転倒解体工法では、1回の転倒解体を高さ1層分とします。
転倒解体工法は、粉塵の飛散量が少なく、作業エリアを最小限にでき、高所作業を減らせるというメリットがあります。ただ1回の解体を多くとると危険な工法と覚えておくと良いでしょう。
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03
この問題のポイントは以下の通りです。解体工事において解体作業手順をイメージしてください。
外周部の転倒解体は転倒させる躯体が過大とならないよう、高さ1層分以下、柱2本以上を含み幅は1~2スパン程度とします。よってこの記述は誤りです。
転倒解体工法の範囲は簡易的に考えると1階1面分です。覚えておきましょう。
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