1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問56

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

ネットワーク工程表に用いられる用語に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • ディペンデントフロート(DF)は、最遅結合点時刻(LT)からフリーフロート(FF)を減じて得られる。
  • 最遅開始時刻(LST)は、後続の最早結合時刻(ET)から作業日数( D )を減じて得られる。
  • 最遅結合点時刻(LT)は、工期に影響することなく、各結合点が許される最も遅い時刻である。
  • 最早終了時刻(EFT)は、最早開始時刻(EST)に作業日数( D )を加えて得られる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「ディペンデントフロート(DF)は、最遅結合点時刻(LT)からフリーフロート(FF)を減じて得られる。」です。

選択肢1. ディペンデントフロート(DF)は、最遅結合点時刻(LT)からフリーフロート(FF)を減じて得られる。

ディペンデントフロート(DF)は、トータルフロートからフリーフロート

を減じて得られます。

選択肢2. 最遅開始時刻(LST)は、後続の最早結合時刻(ET)から作業日数( D )を減じて得られる。

設問のとおりです。

選択肢3. 最遅結合点時刻(LT)は、工期に影響することなく、各結合点が許される最も遅い時刻である。

設問のとおりです。

選択肢4. 最早終了時刻(EFT)は、最早開始時刻(EST)に作業日数( D )を加えて得られる。

設問のとおりです。

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02

この問題のポイントは以下の通りです。ネットワーク工程表は出題傾向が多い項目です。まんべんなく押さえておきましょう。

選択肢1. ディペンデントフロート(DF)は、最遅結合点時刻(LT)からフリーフロート(FF)を減じて得られる。

ディペンデントフロート(DF)は後続作業のトータルフロートに影響を及ぼすフロートのことを指します。よってこの記述は誤りです。

まとめ

ディペンデントフロート(DF)は後続作業のトータルフロートに影響を及ぼすフロートのことを指します。最早終了時刻(EFT)は、最早開始時刻(EST)に作業日数( D )を加えて得られます。この2点は覚えておきましょう。

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03

ネットワーク工程表に関する問題です。設問がわかりにくいと感じた場合は、自身でネットワーク工程表を仮につくって問題を解くと良いです。

選択肢1. ディペンデントフロート(DF)は、最遅結合点時刻(LT)からフリーフロート(FF)を減じて得られる。

設問は誤りです。ディペンデントフロート(DF)とは後続作業の卜一タルフロー卜(TF)に影響を及ぼすようなフロートのことです。DF=TF-FFとなります。

選択肢2. 最遅開始時刻(LST)は、後続の最早結合時刻(ET)から作業日数( D )を減じて得られる。

設問の通りです。

選択肢3. 最遅結合点時刻(LT)は、工期に影響することなく、各結合点が許される最も遅い時刻である。

設問の通りです。

選択肢4. 最早終了時刻(EFT)は、最早開始時刻(EST)に作業日数( D )を加えて得られる。

設問の通りです。

まとめ

用語を覚えることがネットワーク工程表の問題を解くための第一歩です。

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