1級建築施工管理技士の過去問
令和元年(2019年)
午後 問59
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和元年(2019年) 午後 問59 (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリート工事における品質を確保するための管理値に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 普通コンクリートの荷卸し地点における空気量の許容差は、± 2.5 %とした。
- 目標スランプフローが60 cmの高流動コンクリートの荷卸し地点におけるスランプフローの許容差は、± 7.5 cmとした。
- スランプ18 cmの普通コンクリートの荷卸し地点におけるスランプの許容差は、± 2.5 cmとした。
- 構造体コンクリートの部材の仕上りにおける柱、梁、壁の断面寸法の許容差は、0mm〜 + 15 mmとした。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「普通コンクリートの荷卸し地点における空気量の許容差は、± 2.5 %とした。」です。
普通コンクリートの荷卸し地点における空気量の許容差は、± 1.5 %とします。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
設問のとおりです。
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02
この問題のポイントは以下の通りです。コンクリートの管理値は多くありません。全て暗記しましょう。
普通コンクリートの荷卸し地点における空気量の許容差は、± 1.5 %とします。よってこの記述は誤りです。
スランプ±2.5㎝、空気量±1.5%、この2点は覚えておきましょう。
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03
コンクリートの管理値に関する問題では、数値を問われるものが主になります。数値がいくつかあるため、混同しないように注意してください。
設問は誤りです。普通コンクリートの空気量は4.5%、許容差は±1.5%です。
設問の通りです。高強度コンクリートのスランプフローが60cmの場合、許容差は±10cm、50cmの場合±7.5cmです。設問では高流動コンクリートとなっておりますので、スランプフローは55~65cmとし、許容差は±7.5cmとなります。
この設問は、高強度コンクリートと高流動コンクリートのスランプフローの数値を組み合わせた良問のため、あわせて覚えておきましょう。
設問の通りです。スランプの許容差は±2.5cmです。
設問の通りです。
軽量コンクリートの空気量は5.0%、許容差は±1.5%です。
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