1級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)
午前 問13
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年) 午前 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
JIS(日本産業規格)のサッシに規定されている性能項目に関する記述として、不適当なものはどれか。
- スライディングサッシでは、「気密性」が規定されている。
- スイングサッシでは、「水密性」が規定されている。
- スライディングサッシでは、「ねじり強さ」が規定されている。
- スイングサッシでは、「遮音性」が規定されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
答え(誤り)は 3 です。
スライディングサッシの性能項目には、ねじり強さは規定されていません。
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02
JIS(日本産業規格)におけるサッシの性能項目についての問題解説を行います。
スライディングサッシでは、「気密性」が規定されている。 この記述は適切です。スライディングサッシにおいては、気密性が重要な性能指標の一つです。サッシが閉じた状態で、どれだけ空気の漏れを防げるかを示す指標であり、JIS規格で定められています。
スイングサッシでは、「水密性」が規定されている。 この記述も適切です。スイングサッシは開閉方式が異なるため、特に水密性が重要視されます。雨水などが内部に侵入しないように、どれだけ効果的に密封できるかが規定されているのが一般的です。
スライディングサッシでは、「ねじり強さ」が規定されている。 これが不適切な記述で、実際のJIS規格ではスライディングサッシのねじり強さに関する規定はありません。スライディングサッシの性能としては、気密性や耐久性、操作性などが主に規定される項目ですが、ねじり強さはその中に含まれていません。
スイングサッシでは、「遮音性」が規定されている。 この記述も適切です。スイングサッシにおいて遮音性は重要な性能の一つであり、外部の騒音をどれだけ減衰させるかを示す指標としてJIS規格で規定されています。
「スライディングサッシでは、「ねじり強さ」が規定されている」という記述が不適切です。この性能はスライディングサッシのJIS規格には含まれておらず、他の選択肢はJISで規定されている正確な性能項目を述べています。この理解をもって、試験の準備や実際の建築施工において、サッシの性能を正しく評価するための知識が深まることでしょう。
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03
ドアセットとは、あらかじめ枠と戸が制作・調整されています。面内変形追随性、ねじり強さ、鉛直荷重強さ、耐衝撃性に関しては、スイングドアセットでは規定されているが、スライディングドアセットでは規定されていません。
誤りです。
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