1級建築施工管理技士の過去問
令和2年(2020年)
午前 問39

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和2年(2020年) 午前 問39 (訂正依頼・報告はこちら)

防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材(防水形複層塗材E)仕上げに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 下塗材は、0.2kg/m2を1回塗りで、均一に塗り付けた。
  • 主材の基層塗りは、1.2kg/m2を1回塗りで、下地を覆うように塗り付けた。
  • 主材の模様塗りは、1.0kg/m2を1回塗りで、見本と同様の模様になるように塗り付けた。
  • 上塗材は、0.3kg/m2を2回塗りで、色むらが生じないように塗り付けた。

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この過去問の解説 (3件)

01

1. 正しい記述です。

下塗材は、所要量を0.2kg/㎡とし、専用うすめ液で均一に薄めます。

2. ×(正答肢)

主材の基層塗りは2回塗りとし、だれ、ピンホール、塗り残しのないよう下地を覆うように塗り付けます。

また、主材基層の所要量は1.5~1.7kg/㎡以上とします。

3. 正しい記述です。

公共建築工事標準仕様書より、主材の模様塗りは、0.9kg/㎡以上を1回塗りとし、見本と同様の模様になるように塗り付けます

4. 正しい記述です。

公共建築工事標準仕様書より、上塗材は、0.25kg/㎡以上を2回塗りとし、色むらが生じることのないように塗り付けます。

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02

防水形合成樹脂エマルション系複層仕上げ塗材(防水複層塗材E)の施工工程は、

次の順番です。

①下塗り②増塗り③主材塗り(基礎塗り→模様塗り)④凸部処理⑤上塗り

 

 

選択肢1. 下塗材は、0.2kg/m2を1回塗りで、均一に塗り付けた。

正しい記述です。

下塗りは試し塗り後、所要量0.1㎏/㎡以上、専用薄め液で均一になるように行います。

問題文の0.2㎏/㎡は適当です。

選択肢2. 主材の基層塗りは、1.2kg/m2を1回塗りで、下地を覆うように塗り付けた。

✖(正解)

主材の基層塗りは、1.7㎏/㎡以上、2回塗りとし均一に塗り付けます。

 

選択肢3. 主材の模様塗りは、1.0kg/m2を1回塗りで、見本と同様の模様になるように塗り付けた。

正しい記述です。

主材の模様塗りは、0.9㎏/㎡以上、1回塗りとし見本同様の模様になるように塗りつけます。

問題文の1.0㎏/㎡は適当です。

 

ゆず肌状又はさざ波状の場合は、ローラーを用います。

凸凹状や砂壁状の場合は、吹付工法になります。

 

選択肢4. 上塗材は、0.3kg/m2を2回塗りで、色むらが生じないように塗り付けた。

正しい記述です。

上塗材は、0.25㎏/㎡以上、2回塗りとし色むら、だれ、光沢むらが発生しないように、

均一に塗りつけます。

問題文の0.3㎏/㎡は適当です。

まとめ

施工工程の順序、所要量、塗る回数をしっかり覚えましょう。

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03

防水形合成樹脂エマルション系複層仕上塗材(防水形複層塗材E)仕上げに関する出題です。

選択肢1. 下塗材は、0.2kg/m2を1回塗りで、均一に塗り付けた。

設問の通りです。下塗りは、所要量を0.1kg/m2以上1回塗りとします。

選択肢2. 主材の基層塗りは、1.2kg/m2を1回塗りで、下地を覆うように塗り付けた。

主材の基層塗りは、1.7kg/m以上を2回塗りで行います。

選択肢3. 主材の模様塗りは、1.0kg/m2を1回塗りで、見本と同様の模様になるように塗り付けた。

設問の通りです。1.0kg/m以上を1回塗りで行います。

選択肢4. 上塗材は、0.3kg/m2を2回塗りで、色むらが生じないように塗り付けた。

設問の通りです。上塗材は、0.25kg/m以上を2回塗りで行います。

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