1級建築施工管理技士の過去問
令和2年（2020年）
午後 問51
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和2年（2020年） 午後 問51 （訂正依頼・報告はこちら）
工事現場における材料の保管に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 押出成形セメント板は、平坦で乾燥した場所に平積みとし、積上げ高さを1mまでとして保管した。
- 板ガラスは、車輪付き裸台で搬入し、できるだけ乾燥した場所にそのまま保管した。
- 長尺のビニル床シートは、屋内の乾燥した場所に直射日光を避けて縦置きにして保管した。
- ロール状に巻いたカーペットは、屋内の平坦で乾燥した場所に、4段までの俵積みにして保管した。
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この過去問の解説 （2件）
01
1. 正しい記述です。
ＥＣＰ施工標準仕様書より、押出し成型セメント板の保管については、以下の通りとします。
・積み置きは平坦で乾燥した場所を選定する。
・積み上げ高さは1ｍ以内とする。
2. 正しい記述です。
車輪付き裸台や、木箱、パレットで運搬された板ガラスは、そのまま保管します。
3. 正しい記述です。
長尺のビニル床シートは、屋内の乾燥した場所に縦置きにして保管します。
4. ×（正答肢）
ロール状に巻いたカーペットは、横置きにして、２～３段までの俵積みで保管します。
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02
材料等の保管方法や取扱は出題ポイントをしっかり覚えましょう。
正しい記述です。
押出成形セメント板とは、
セメントなどを混練りし、中空を有するパネル状に押出成形したパネルです。
外壁材や間仕切り壁などで用いられます。
正しい記述です。
裸台がない場合は湿気を避け、室内で立てかけ保管します。
正しい記述です。
横積みにすると、重量で変形してしまう恐れがある為、避けましょう。
×（正解）
ロール状に巻いたカーペットは、屋内の平坦で乾燥した場所に、2～3段までの俵積みにして保管します。
理由として、転倒の危険がある為です。
材料の保管方法は、躯体施工・仕上げ施工と関連づけると覚えやすいです。
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