1級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)
午前 問27

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年) 午前 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

鉄骨の溶接に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 溶接部の表面割れは、割れの範囲を確認したうえで、その両端から50mm以上溶接部を斫り取り、補修溶接した。
  • 完全溶込み溶接の突合せ継手における余盛りの高さが3mmであったため、グラインダ仕上げを行わなかった。
  • 一般に自動溶接と呼ばれているサブマージアーク溶接を行うに当たり、溶接中の状況判断とその対応はオペレータが行った。
  • 溶接作業場所の気温が−5℃を下回っていたため、溶接部より100mmの範囲の母材部分を加熱して作業を行った。

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この過去問の解説 (2件)

01

1→設問のとおりです。

2→設問のとおりです。

3→設問のとおりです。

4→溶接作業場所の気温が−5℃を下回ってる場合、溶接作業は行いません。

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02

鉄骨に関しても多く出題されますのでしっかり覚えましょう。

選択肢1. 溶接部の表面割れは、割れの範囲を確認したうえで、その両端から50mm以上溶接部を斫り取り、補修溶接した。

この解答は『 ✖ 』です(適当)

選択肢2. 完全溶込み溶接の突合せ継手における余盛りの高さが3mmであったため、グラインダ仕上げを行わなかった。

この解答は『 ✖ 』です(適当)

選択肢3. 一般に自動溶接と呼ばれているサブマージアーク溶接を行うに当たり、溶接中の状況判断とその対応はオペレータが行った。

この解答は『 ✖ 』です(適当)

選択肢4. 溶接作業場所の気温が−5℃を下回っていたため、溶接部より100mmの範囲の母材部分を加熱して作業を行った。

この解答は『 〇 』です(不適当)

品質低下の恐れがあるため、気温が-5℃未満での溶接作業は避けなければいけません。また、-5℃以上5℃以下の時は接合部より100mmの範囲で母材に適切な処理(予熱)をすることにより、溶接が可能となります。

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