1級建築施工管理技士の過去問
令和3年(2021年)
午前 問35

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和3年(2021年) 午前 問35 (訂正依頼・報告はこちら)

内壁コンクリート下地のセメントモルタル塗りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行った。
  • モルタルの塗厚は、下塗りから上塗りまでの合計で30mmとした。
  • 下地処理をポリマーセメントペースト塗りとしたため、乾燥しないうちに下塗りを行った。
  • 下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂2.5とした。

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この過去問の解説 (2件)

01

以下に解説します。

選択肢1. 中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行った。

設問のとおりです。

選択肢2. モルタルの塗厚は、下塗りから上塗りまでの合計で30mmとした。

不適当です。

モルタルの塗厚は、下塗りから上塗りまでの合計で20mmとします。

(公共建築工事標準仕様書(建築工事編)表 15.3.3 調合 (容積比) 及び塗厚の標準)

選択肢3. 下地処理をポリマーセメントペースト塗りとしたため、乾燥しないうちに下塗りを行った。

設問のとおりです。

選択肢4. 下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂2.5とした。

設問のとおりです。

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02

モルタル塗りの問題も出題されますのでしっかり覚えましょう。

選択肢1. 中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行った。

この解答は『 ✖ 』です(適当)

選択肢2. モルタルの塗厚は、下塗りから上塗りまでの合計で30mmとした。

この解答は『 〇 』です(不適当)

床モルタルの場合は塗厚30㎜でよいですが,壁の場合は1回の塗厚を7㎜以下にし3回塗りで合計20㎜以内にします。

選択肢3. 下地処理をポリマーセメントペースト塗りとしたため、乾燥しないうちに下塗りを行った。

この解答は『 ✖ 』です(適当)

選択肢4. 下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂2.5とした。

この解答は『 ✖ 』です(適当)

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