1級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)
午前 ハ 問28
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年) 午前 ハ 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
大空間鉄骨架構の建方に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- リフトアップ工法は、地組みした所定の大きさのブロックをクレーン等で吊り上げて架構を構築する工法である。
- 総足場工法は、必要な高さまで足場を組み立てて、作業用の構台を全域にわたり設置し、架構を構築する工法である。
- 移動構台工法は、移動構台上で所定の部分の屋根鉄骨を組み立てた後、構台を移動させ、順次架構を構築する工法である。
- スライド工法は、作業構台上で所定の部分の屋根鉄骨を組み立てた後、そのユニットを所定位置まで順次滑動横引きしていき、最終的に架構全体を構築する工法である。
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この過去問の解説 (3件)
01
言葉の意味を、しっかり理解出来れば、恐くない問題です。
クレーン2台で、両端を同じペースで吊り上げるのは危険すぎる気がしませんか?
吊り上げる仕組みは、主にジャッキです。
総足場工法=すべて足場で組み上げる工法です。
よって、その通りです。
レールのついた上に作業スペースを作り、終わったら次に移動するということです。
移動構台とは逆に、つくるものを移動させる工法です。
出題される単語を理解して、ひっかけ問題に気を付けて解答してください。
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02
大空間鉄骨架構(体育館の天井をイメージ)の建方工法は1つずつ理解しながらイメージしましょう。
×(正答肢)
リフトアップ工法は、屋根鉄骨などの構造物を地上で組立てた後、油圧ジャッキを使用して引き上げる工法です。設問はブロック工法のこと。
〇
設問の通りです。
〇
設問の通りです。作業構台(移動式)を移動しながら構築します。
〇
設問の通りです。作業構台(固定式)からスライド用のレールを利用してユニットをスライドさせます。
他にはジャッキダウン工法などもあります。
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03
大空間の鉄骨架構の工法に関する問です。工法の名前から工事内容が想像しやすい項目となります。まずは問題を解いてみましょう。
設問は誤りです。リフトアップ工法とは地組みした所定の大きさの鉄骨等をジャッキアップして組み立てる工法です。
設問の通りです。総足場工法は、必要な高さまで足場を組み立てて、全域に作業構台を設置し、架構を構築する工法です。
設問の通りです。移動構台工法は移動構台上で屋根鉄骨を組み立て、構台を移動し、順次架構を構築する工法です。
設問の通りです。スライド工法は作業構台上で鉄骨等を組み立て、所定の位置まで横引きし、構築する工法です。
地組みした所定の大きさのブロックをクレーン等で吊り上げて架構を構築する工法とはブロック工法を指しています。
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