1級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)
午前 ニ 問31
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年) 午前 ニ 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
合成高分子系ルーフィングシート防水に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 加硫ゴム系シート防水の接着工法において、平場部の接合部のシートの重ね幅は100mm以上とし、立上り部と平場部との重ね幅は150mm以上とした。
- 加硫ゴム系シート防水の接着工法において、出隅角の処理は、シートの張付け前に加硫ゴム系シートで増張りを行った。
- 塩化ビニル樹脂系シート防水の接着工法において、下地がALCパネルのため、プライマーを塗布した。
- エチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水の密着工法において、接合部のシートの重ね幅は、幅方向、長手方向とも100mm以上とした。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
合成高分子系ルーフィングシート防水には加硫ゴム系と塩化ビニル樹脂系の2種のルーフィングシートに加え、保護工法に使用されるエチレン酢酸ビニル樹脂系ルーフィングシートを合わせた計3種類あります。
〇
設問の通りです。
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)9.4
×(正答肢)
非加硫ゴム系シート(増張り用シート)を用いて増張りします。隅角部は加硫ゴム系シートは伸びて厚みが薄くなり弱点となりやすくなるのでそれを補います。
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)9.4.4 施工
〇
設問の通りです。
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)9.4
〇
設問の通りです。
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)9.4
参考になった数24
この解説の修正を提案する
02
防水工事については、アスファルト防水、改質アスファルトシート防水、合成高分子系ルーフィングシート防水、塗膜防水及びケイ酸質系塗布防水があります。まんべんなく覚えましょう。
設問の通りです。加硫ゴム系シート防水の接着工法においては平場部の接合部のシートの重ね幅は100mm以上とし、立上り部と平場部との重ね幅は150mm以上とします。
設問は誤りです。加硫ゴム系シート防水の接着工法において、出隅角の処理は、シートの張付け前に非加硫ゴム系シートで増張りを行います。
設問の通りです。塩化ビニル樹脂系シート防水の接着工法において、下地がALCパネルのため、プライマーを塗布します。
設問の通りです。エチレン酢酸ビニル樹脂系シート防水の密着工法において、接合部のシートの重ね幅は、幅方向、長手方向とも100mm以上とします。
公共建築工事標準仕様書とJASS8をよく読んで覚えましょう。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問30)へ
令和4年(2022年)問題一覧
次の問題(問32)へ