1級建築施工管理技士の過去問
令和4年(2022年)
午後 イ 問52

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和4年(2022年) 午後 イ 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

作業主任者の職務として、「労働安全衛生規則」上、定められていないものはどれか。
  • 型枠支保工の組立て等作業主任者は、作業中、要求性能墜落制止用器具等及び保護帽の使用状況を監視すること。
  • 建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者は、作業の方法及び順序を作業計画として定めること。
  • 地山の掘削作業主任者は、作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。
  • 土止め支保工作業主任者は、材料の欠点の有無並びに器具及び工具を点検し、不良品を取り除くこと。

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この過去問の解説 (2件)

01

作業主任者の職務の問題です。すべての作業主任者に共通する事項がありますのでそれを確認してください。

選択肢1. 型枠支保工の組立て等作業主任者は、作業中、要求性能墜落制止用器具等及び保護帽の使用状況を監視すること。

設問の通り、作業中の求性能墜落制止用器具等及び保護帽の使用状況を監視することは作業主任者の職務にあたります。

選択肢2. 建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者は、作業の方法及び順序を作業計画として定めること。

×(正答肢)

作業主任者の職務は作業実施状況にかかわる内容(作業の直接指揮、保護具等の点検責任・監視)なので、計画立案は作業主任者の職務とはならないです。

選択肢3. 地山の掘削作業主任者は、作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。

設問の通り、作業を直接指揮することは作業主任者の職務にあたります。

選択肢4. 土止め支保工作業主任者は、材料の欠点の有無並びに器具及び工具を点検し、不良品を取り除くこと。

設問の通り、材料の欠点の有無並びに器具及び工具を点検し、不良品を取り除くことは作業主任者の職務にあたります。

まとめ

作業主任者の職務は作業実施状況にかかわる内容(作業の直接指揮、保護具等の点検責任・監視)なので、計画立案は作業主任者の職務とはならないことに着目しましょう。

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02

作業主任者の職務として、「労働安全衛生規則」上、定められていないものを選ぶ問題です。それぞれの選択肢について解説します。

選択肢1. 型枠支保工の組立て等作業主任者は、作業中、要求性能墜落制止用器具等及び保護帽の使用状況を監視すること。

型枠支保工の組立て等作業主任者は、労働者の墜落防止や安全確保のために、要求性能墜落制止用器具や保護帽の使用状況を監視する義務があります。これは「労働安全衛生規則」に定められた職務です。

選択肢2. 建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者は、作業の方法及び順序を作業計画として定めること。

鉄骨の組立て等作業主任者の職務は、現場での作業方法や安全確保を監督することですが、作業計画の策定は必ずしも主任者の職務には含まれません。通常、作業計画の策定は現場監督や設計担当者の役割となります。作業主任者の職務として「労働安全衛生規則」上、定められていない内容です。

選択肢3. 地山の掘削作業主任者は、作業の方法を決定し、作業を直接指揮すること。

地山の掘削作業主任者は、掘削作業における方法を決定し、作業を直接指揮する責任があります。これは「労働安全衛生規則」に明記されている職務です。

選択肢4. 土止め支保工作業主任者は、材料の欠点の有無並びに器具及び工具を点検し、不良品を取り除くこと。

土止め支保工作業主任者は、使用する材料や器具、工具の点検を行い、不良品を取り除くことが職務として定められています。これも「労働安全衛生規則」に基づく職務です。

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