1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ハ 問1
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問題
1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ハ 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
乗入れ構台及び荷受け構台の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 乗入れ構台の支柱の位置は、基礎、柱、梁及び耐力壁を避け、5m間隔とした。
- 乗入れ構台の高さは、大引下端が床スラブ上端より10cm上になるようにした。
- 荷受け構台の作業荷重は、自重と積載荷重の合計の10%とした。
- 荷受け構台への積載荷重の偏りは、構台の全スパンの60%にわたって荷重が分布するものとした。
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この過去問の解説 (2件)
01
過去に何回も出題のある選択肢です。各種数値を覚えましょう。
設問の通りです。
乗入れ構台がある状態で、床スラブを打設し、スラブ天端を押える必要があります。
手が入って作業性が確保できる高さは20~30cmとされているため、10cmでは不足します。
よって誤りです。
設問の通りです。
設問の通りです。
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02
乗入れ構台とは建築現場で設置する地下工事等の施工に欠かせない仮設の構造物です。構台上に搬出入車両を移動し重機等により施工をすることに必要なものとなります。荷受け構台とは地上の各階に資材を搬入するために足場などを使って作る構台です。張り出し足場やステージ足場等が使われています。
設問の通りです。乗入れ構台の支柱の間隔は3~6m以内とするため、設問の5mは適切です。
尚、基礎・柱・梁及び耐力壁を避けるのは、将来乗入れ構台の支柱盛替えを最小限とするためです。
設問は誤りです。乗入れ構台下の均しコンクリート作業を踏まえ、乗り入れ構台の高さは大引下端が床スラブ上端より30cm程度の空間を確保します。
設問の通りです。荷受け構台の作業荷重は、自重と積載荷重の合計の10%とします。
設問の通りです。荷受け構台への積載荷重の偏りは、構台の全スパンの60%にわたって荷重が分布するものとします。
乗り入れ構台下にも床スラブを打設することを考慮して、乗り入れ構台の大引高さを検討する必要があります。
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