1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ニ 問5

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ニ 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

内壁コンクリート下地のセメントモルタル塗りに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 下塗りは、吸水調整材の塗布後、乾燥を確認してから行った。
  • 下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂3とした。
  • 下塗り後の放置期間は、モルタルの硬化が確認できたため、14日間より短縮した。
  • 中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行った。

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この過去問の解説 (3件)

01

モルタル塗りの手順、各種数値を覚えましょう。

選択肢1. 下塗りは、吸水調整材の塗布後、乾燥を確認してから行った。

設問の通りです。

選択肢2. 下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂3とした。

下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂2.5とする必要があります。

よって誤りです。

選択肢3. 下塗り後の放置期間は、モルタルの硬化が確認できたため、14日間より短縮した。

設問の通りです。

選択肢4. 中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行った。

設問の通りです。

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02

調合の割合をよく覚えてください。

選択肢1. 下塗りは、吸水調整材の塗布後、乾燥を確認してから行った。

設問通り、

下塗りは、吸水調整材の塗布後、乾燥を確認してから行います。

選択肢2. 下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂3とした。

×

下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂2.5とします。

また、むら直し・中塗り・上塗りはセメント1:砂3です。

選択肢3. 下塗り後の放置期間は、モルタルの硬化が確認できたため、14日間より短縮した。

設問通り、

下塗り後の放置期間はモルタルの硬化が確認できたため、14日間より短縮して大丈夫です。

選択肢4. 中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行った。

設問通り、

中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行います。

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03

内壁コンクリート下地のセメントモルタル塗りに関する問題では手順に注意して問題を解きましょう。

選択肢1. 下塗りは、吸水調整材の塗布後、乾燥を確認してから行った。

設問の通りです。下塗りは、吸水調整材の塗布後、乾燥を確認してから行います。

選択肢2. 下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂3とした。

設問は誤りです。下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂2.5とします。

選択肢3. 下塗り後の放置期間は、モルタルの硬化が確認できたため、14日間より短縮した。

設問の通りです。下塗り後の放置期間は、モルタルの硬化が確認できたため、14日間より短縮できます。

選択肢4. 中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行った。

設問の通りです。中塗りや上塗りの塗厚を均一にするため、下塗りの後に、むら直しを行います。

まとめ

内壁コンクリート下地のセメントモルタル塗りの下塗り用モルタルの調合は、容積比でセメント1:砂2.5としますが、むら直し、中塗り、上塗りの調合は容積比でセメント1:砂3とします。また1回の塗厚は、7mm以下とし、全塗厚は20mmとします。

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