1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ホ 問1

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ホ 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

事前調査や準備作業に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 地下水の排水計画に当たり、公共下水道の排水方式の調査を行った。
  • タワークレーン設置による電波障害が予想されたため、近隣に対する説明を行って了解を得た。
  • ベンチマークは、移動のおそれのない箇所に、相互にチェックできるよう複数か所設けた。
  • コンクリートポンプ車を前面道路に設置するため、道路使用許可申請書を道路管理者に提出した。

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この過去問の解説 (3件)

01

過去に何回も出題のある選択肢です。各種届出の提出相手を覚えましょう。

選択肢1. 地下水の排水計画に当たり、公共下水道の排水方式の調査を行った。

設問の通りです。

選択肢2. タワークレーン設置による電波障害が予想されたため、近隣に対する説明を行って了解を得た。

設問の通りです。

選択肢3. ベンチマークは、移動のおそれのない箇所に、相互にチェックできるよう複数か所設けた。

設問の通りです。

選択肢4. コンクリートポンプ車を前面道路に設置するため、道路使用許可申請書を道路管理者に提出した。

道路使用許可申請書は所轄警察署長に提出する必要があります。

よって誤りです。

なお、道路使用許可申請書は一般的に、使用する1週間前に提出すれば許可を取れることが多く、長くて2週間かかる場合もあります。

道路管理者に提出するものとしては、道路占用許可申請証等が証等があります。

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02

事前調査分野は難しくありません。キーワードとポイントをよく抑えて暗記してみてください!

選択肢1. 地下水の排水計画に当たり、公共下水道の排水方式の調査を行った。

設問通り、地下水の排水計画にでは公共下水道の排水方式の調査を行います。

選択肢2. タワークレーン設置による電波障害が予想されたため、近隣に対する説明を行って了解を得た。

設問通り、

タワークレーン設置による電波障害が予想されたら近隣に対する説明を行って了解を得ます。

選択肢3. ベンチマークは、移動のおそれのない箇所に、相互にチェックできるよう複数か所設けた。

設問通り、

ベンチマークは移動のおそれのない箇所に、相互にチェックできるよう複数か所設けます。

選択肢4. コンクリートポンプ車を前面道路に設置するため、道路使用許可申請書を道路管理者に提出した。

×

コンクリートポンプ車を前面道路に設置するために

施工者は、道路使用許可申請書を所轄警察署長に提出しなければなりません。

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03

事前調査としては、地盤調査、埋設物調査、配管調査、近隣調査等があります。系統立てて問題を解くことが重要です。

選択肢1. 地下水の排水計画に当たり、公共下水道の排水方式の調査を行った。

設問の通りです。地下水の排水計画に当たり、公共下水道の排水方式の調査を行います。

選択肢2. タワークレーン設置による電波障害が予想されたため、近隣に対する説明を行って了解を得た。

設問の通りです。タワークレーン設置による電波障害が予想される場合、近隣に対する説明を行って了解を得ることが必要です。

選択肢3. ベンチマークは、移動のおそれのない箇所に、相互にチェックできるよう複数か所設けた。

設問の通りです。ベンチマークは、移動のおそれのない箇所に、相互にチェックできるよう複数か所設けたほうが良いです。

選択肢4. コンクリートポンプ車を前面道路に設置するため、道路使用許可申請書を道路管理者に提出した。

設問は誤りです。コンクリートポンプ車を前面道路に設置する場合、道路使用許可申請書を道路管理者所轄警察署長に提出します。

まとめ

道路管理者あてに提出するのは道路占用許可申請です。混同しないように気を付けてください。

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