1級建築施工管理技士の過去問
令和5年(2023年)
午前 ホ 問2

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 午前 ホ 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

仮設設備の計画に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 作業員の仮設男性用小便所数は、同時に就業する男性作業員40人以内ごとに1個を設置する計画とした。
  • 工事用電気設備の建物内幹線の立上げは、上下交通の中心で最終工程まで支障の少ない階段室に計画した。
  • 仮設電力契約は、工事完了まで変更しない計画とし、短期的に電力需要が増加した場合は、臨時電力契約を併用した。
  • 仮設の給水設備において、工事事務所の使用水量は、1人1日当たり50Lを見込む計画とした。

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この過去問の解説 (3件)

01

仮設設備では数字をメインにポイントを覚えてみてください!

選択肢1. 作業員の仮設男性用小便所数は、同時に就業する男性作業員40人以内ごとに1個を設置する計画とした。

×

作業員の仮設男性用小便所数は、

同時に就業する男性作業員30人以内ごとに1個を設置する計画とします。

また、大便器は60人以内ごとに1個とします。

選択肢2. 工事用電気設備の建物内幹線の立上げは、上下交通の中心で最終工程まで支障の少ない階段室に計画した。

設問通り、工事用電気設備の建物内幹線の立上げは

上下交通の中心で最終工程まで支障の少ない階段室に計画をします。

選択肢3. 仮設電力契約は、工事完了まで変更しない計画とし、短期的に電力需要が増加した場合は、臨時電力契約を併用した。

設問通り、仮設電力契約は、工事完了まで変更しない計画とし、

短期的に電力需要が増加した場合は、臨時電力契約を併用して大丈夫です。

選択肢4. 仮設の給水設備において、工事事務所の使用水量は、1人1日当たり50Lを見込む計画とした。

設問通り、

仮設の給水設備において工事事務所の使用水量は

1人1日当たり50Lを見込む計画とします。

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02

過去に何回も出題のある選択肢です。各種数値・使用方法を覚えましょう。

選択肢1. 作業員の仮設男性用小便所数は、同時に就業する男性作業員40人以内ごとに1個を設置する計画とした。

作業員の仮設男性用小便所数は、同時に就業する男性作業員30人以内ごとに1個を設置する必要があります。

よって誤りです。

選択肢2. 工事用電気設備の建物内幹線の立上げは、上下交通の中心で最終工程まで支障の少ない階段室に計画した。

設問の通りです。

選択肢3. 仮設電力契約は、工事完了まで変更しない計画とし、短期的に電力需要が増加した場合は、臨時電力契約を併用した。

設問の通りです。

選択肢4. 仮設の給水設備において、工事事務所の使用水量は、1人1日当たり50Lを見込む計画とした。

設問の通りです。

参考になった数12

03

仮設計画については、電気や衛生設備の知識も必要になることがあります。範囲が広いように思いますが、仮設に限ればある程度絞り込むことが可能です。

選択肢1. 作業員の仮設男性用小便所数は、同時に就業する男性作業員40人以内ごとに1個を設置する計画とした。

設問は誤りです。作業員の仮設男性用小便所数は、同時に就業する男性作業員30人以内ごとに1個を設置する計画とします。

選択肢2. 工事用電気設備の建物内幹線の立上げは、上下交通の中心で最終工程まで支障の少ない階段室に計画した。

設問の通りです。工事用電気設備の建物内幹線の立上げは、上下交通の中心で最終工程まで支障の少ない階段室に計画することで問題ありません。

選択肢3. 仮設電力契約は、工事完了まで変更しない計画とし、短期的に電力需要が増加した場合は、臨時電力契約を併用した。

設問の通りです。仮設電力契約は、工事完了まで変更しない計画とし、短期的に電力需要が増加した場合は、臨時電力契約を併用可能です。

選択肢4. 仮設の給水設備において、工事事務所の使用水量は、1人1日当たり50Lを見込む計画とした。

設問の通りです。仮設の給水設備において、工事事務所の使用水量は、1人1日当たり50Lを見込む計画で問題ありません。

まとめ

女性作業員用の仮設便房数は、同時に就業する女性作業員20人以内ごとに1個を設置する計画とし、

男性作業員用の仮設大便房数は、同時に就業する男性作業員60人以内ごとに1個を設置する計画とします。

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