1級建築施工管理技士 過去問
令和5年(2023年)
問54 (午後 イ 問10)

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問題

1級 建築施工管理技術検定試験 令和5年(2023年) 問54(午後 イ 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

クレーンに関する記述として、「クレーン等安全規則」上、誤っているものはどれか。
  • つり上げ荷重が0.5t以上のクレーンの玉掛用具として使用するワイヤロープは、安全係数が6以上のものを使用した。
  • つり上げ荷重が3t以上の移動式クレーンを用いて作業を行うため、当該クレーンに、その移動式クレーン検査証を備え付けた。
  • 設置しているクレーンについて、その使用を廃止したため、遅滞なくクレーン検査証を所轄労働基準監督署長に返還した。
  • 移動式クレーンの運転についての合図の方法は、事業者に指名された合図を行う者が定めた。

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この過去問の解説 (3件)

01

クレーンでは合図や、重さの数字、届け出について主に理解しましょう。

選択肢1. つり上げ荷重が0.5t以上のクレーンの玉掛用具として使用するワイヤロープは、安全係数が6以上のものを使用した。

設問通り、つり上げ荷重が0.5t以上のクレーンの玉掛用具として使用する

ワイヤロープは、安全係数が6以上のものを使用します。

選択肢2. つり上げ荷重が3t以上の移動式クレーンを用いて作業を行うため、当該クレーンに、その移動式クレーン検査証を備え付けた。

設問通り、つり上げ荷重が3t以上の移動式クレーンを用いて作業を行うために

当該クレーンにその移動式クレーン検査証を備え付けます。

選択肢3. 設置しているクレーンについて、その使用を廃止したため、遅滞なくクレーン検査証を所轄労働基準監督署長に返還した。

設問通り、設置しているクレーンについてその使用を廃止したら

遅滞なくクレーン検査証を所轄労働基準監督署長に返還します。

選択肢4. 移動式クレーンの運転についての合図の方法は、事業者に指名された合図を行う者が定めた。

×

移動式クレーンの運転についての合図の方法は、事業者が定めた合図を行います。

但し、運転者に単独で作業を行わせるときはこの限りではありません。

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02

クレーン等安全規則についてそれぞれ覚えましょう。

選択肢1. つり上げ荷重が0.5t以上のクレーンの玉掛用具として使用するワイヤロープは、安全係数が6以上のものを使用した。

設問の通りです。

選択肢2. つり上げ荷重が3t以上の移動式クレーンを用いて作業を行うため、当該クレーンに、その移動式クレーン検査証を備え付けた。

設問の通りです。

選択肢3. 設置しているクレーンについて、その使用を廃止したため、遅滞なくクレーン検査証を所轄労働基準監督署長に返還した。

設問の通りです。

選択肢4. 移動式クレーンの運転についての合図の方法は、事業者に指名された合図を行う者が定めた。

移動式クレーンの運転についての合図の方法は、事業者が定める必要があります。

よって誤りです。

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03

建築工事において、クレーンは欠かせないものです。このため、クレーンの問題は、試験でも頻出する分野です。必ず覚えましょう。では、問題を見てみましょう。

選択肢1. つり上げ荷重が0.5t以上のクレーンの玉掛用具として使用するワイヤロープは、安全係数が6以上のものを使用した。

設問の記述は適当です。安全係数が6以上のものを使用する必要があります。安全係数の問題は様々なものがありますので、暗記する必要があります。

選択肢2. つり上げ荷重が3t以上の移動式クレーンを用いて作業を行うため、当該クレーンに、その移動式クレーン検査証を備え付けた。

設問の記述は適当です。クレーンに検査証を備え付けることに何も問題はありません。

選択肢3. 設置しているクレーンについて、その使用を廃止したため、遅滞なくクレーン検査証を所轄労働基準監督署長に返還した。

設問の記述は適当です。遅滞なく返還するという点がポイントになります。

選択肢4. 移動式クレーンの運転についての合図の方法は、事業者に指名された合図を行う者が定めた。

「事業者に指名された合図を行う者」ではありません。事業者が定めた合図としなければなりません。設問の記述は誤りです。

 

まとめ

本問題に関しては、数値などを暗記しなければならない分野が多かったかもしれません。頑張って覚えるようにしましょう。クレーンは、実務においてもよく使われるものです。

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