1級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)
問3 (午前 イ 問3)
問題文
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問題
1級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年) 問3(午前 イ 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 柱の主筋はD13以上の異形鉄筋を4本以上とし、その断面積の和は柱のコンクリート全断面積の0.8%以上とする。
- 柱のせん断補強筋は直径9mm以上の丸鋼又はD10以上の異形鉄筋とし、せん断補強筋比は0.2%以上とする。
- 梁のせん断補強筋の間隔は、梁せいの1/2以下、かつ、250mm以下とする。
- 梁に孔径が梁せいの1/3の円形の貫通孔を2個設ける場合、その中心間隔は両孔径の平均値の2倍以上とする。
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この過去問の解説 (2件)
01
鉄筋の頻出問題です。選択肢の数字をしっかり見て正誤判別を行いましょう。
正です。”主筋”とは主に曲げ応力による引っ張り力を負担します。柱主筋はコンクリート全断面積の0.8%以上必要です。
正です。せん断補強筋は地震などによるせん断力に抵抗する鉄筋のことです。
正です。梁のせん断補強筋比は問題文のとおりです。柱のせん断補強筋の間隔は、柱の上下端から柱の最大径の1.5倍または、最小径2倍の大きい値の範囲内は@100以下、範囲外は@150まで大きくできます。
梁に梁成の1/3の貫通孔を設ける場合、両孔径の3倍以上の中心間隔が必要です。
特に梁貫通スリーブに関する問題は頻出です。
梁成の1/3の大きさ以下のスリーブという点もおさえておきましょう。
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02
出題例の多い、鉄筋コンクリート構造に関する数値に関する問題です。
正です。断面積の和が0.8%以上ないものは、安全ではなく認められません。
正です。せん断補強筋比は、0.2%となります。
正です。間隔が広くなってしまうと耐力が低下してしまうため、梁のせいに応じて値が定められています。
誤です。梁に貫通孔を設ける場合は、端部を避け、かつ孔径は梁せいの1/3以下、中心間隔は両孔径の3倍以上に設定しなければなりません。
頻出の数値問題です。数値を入れ替えられても答えられるように、正確に覚えるようにしましょう。
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